2019年07月13日
Vol.2427「なんだかんだ言っても、田舎の学問より京の昼寝”」
インターネットの普及により、
地方と都会の情報格差は無くなった
とよく言われます。
確かに、
仕事をする上で調べたい情報は、
ある程度、ネット検索で
入手できるようになりました。
しかも、
スマホ等のモバイル端末を使えば、
いつでもどこでもネットにつながりますので、
昔に比べ、利便性は格段に高まった
と言えましょう。
ただ、
「田舎の学問より京の昼寝」(*)
という諺の通り、
情報格差が縮まったとはいえ、
やはり、都会に出て、
人に会うことはめちゃくちゃ大事だと
実感しています。
* 田舎で1人で学問しているよりは、たとえ昼寝をしても、
都会に出れば他人と交わらざるを得ず、
そのことが人を鍛えるという意味(コトバンクより)
都会に出れば、
全国各地に人間的なパイプができたり、
ネットには公開されていない情報が入ってくる
のはもちろんのこと、なによりも、
その空気感に触れられるのが大きいです。
意識の高い人たち、成長している人たちの空気感
というか、なんというか・・
こればっかりは、
実際に足を運んだ人にしか分からないでしょう。
その空気感に触れることで、
こちらの感情が動き、
次のアクションへとつながるのです。
もしもこれが、
田舎にこもって、本やインターネットの情報に触れているだけ
だったとすれば、おそらく、
スピード感をもって行動に移すのは
難しいと思います。
だからこそ、私自身、
田舎に引きこもることなく、折を見て、
都会へ足を運ぶよう心がけているつもりですし、
実際、これまでに、
そうした営みによって得られた成果物(目に見えないものを含む)は、
計り知れません。
特に、地方に住む経営者やリーダーの方は、
「田舎の学問より京の昼寝」
を意識されてみてはいかがでしょうか。
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ 情報格差が縮まったとはいえ、
やはり、都会に出て、
人に会うことはめちゃくちゃ大事。
■ 地方に住む経営者やリーダーの方は、
「田舎の学問より京の昼寝」
を意識してみてはどうだろうか。