2019年07月07日

Vol.2421「何事も最低8年は、七楽の教え”で取り組むべし」


先日、

尊敬する田中真澄先生より、

95冊目の新刊をご送付いただきました。


<おすすめ本>

「朝礼・会議で使える 田中真澄の61話」(田中真澄 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4827602484/



御年83歳にして

精力的にご活動なさっている田中先生に、

心より敬服いたします。



実は、田中先生は、

日経マグロウヒル社(現日経BP社)から独立した翌年の1980年に、


「人生100年時代の到来を見すえて、

 定年後は自助自律の人生を歩む準備をしていこう」


と、ご講演やご著書で提言されたものの、

当時の世間はほとんど目もくれませんでした。



しかし、約40年経った今、

人生100年時代が現実味を帯びてきたのは、

ご承知の通りです。



田中先生の先見の明には、

本当に驚かされます。




今回のご著書の中で

とりわけ印象に残ったのは、

田中先生のお話ではおなじみの、

富山の薬売りの秘宝「七楽の教え」(*)。


*ご参照下さい。
   ↓
「七楽の教え」
http://bplan.seesaa.net/article/324452675.html



「楽すれば楽が邪魔して楽ならず

 楽せぬ楽が はるか楽々」


という言葉は、

何度聞いても胸に響くものがあります。



富山の売薬の商法は、

「先用後利」という独特のもので、

前もって顧客に薬箱を預け、

その後、定期的に訪問して使った薬の代金だけを集金する

という仕組みになっています。



この仕組みは、


「用を先にして利を後にし、

 医療の仁恵に浴びせざる寒村僻地まで

 広く救療の志を貫通せよ」


との訓示がベースになっており、

そのシステムが今日まで脈々と受継がれてきている

のだそうです。



現代の日本人の多くは、

勤勉志向よりも、

「楽をしたい」「苦労は嫌」といった快楽志向

を良しとする傾向にありますので、

いまこそ、この、

「七楽の教え」に学ぶべきではないでしょうか。




そしてその際、参考にしたいのは、

これも田中先生がご著書の中で紹介されている、

「一芸八年」の考え方。



職人やその道の専門家の世界では、

一人前のプロとして生きていくためには、

最低8年の歳月がかかる

と言われています。



例えば、うなぎ職人の世界では、

「串刺し3年、裂き8年、焼きは一生」

という格言があるそうです。



ちなみに、

これを時間換算で表現すると、

約1万時間となります。




何事も最低8年(=1万時間)は、「七楽の教え」で仕事に取り組む。



そんな田中先生の教えを、

これからの世代にも伝えていければ・・

と思いました。



いつも貴重な学びをいただける田中先生に、

心より感謝です!


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【本日のまとめ】

■ 快楽志向が蔓延しているいまこそ、

  「七楽の教え」に学ぶべきではないだろうか。

■ 何事も最低8年は、「七楽の教え」で仕事に取り組む

  という姿勢が大切である。

posted by 安野 広明 at 18:16| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする