2019年07月06日
Vol.2420「座して破壊されるか?それとも自分たちが変わるか?という究極の選択」
昨日は、松江市へ移動し、
県主催の「人財塾第10期オープニング特別公開講演」に参加。
私(安野)は、
第5期卒業生としてお邪魔しました。
第1部は、
「いい企業の11の不変的特長」
と題して、
人を大切にする経営学会会長の坂本光司先生
による基調講演。
<おすすめ本>
「日本でいちばん大切にしたい会社」(坂本光司 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4860632486/
坂本先生は、島根県との関わりが深く、
人財塾第1期(=10年前)から
ご指導下さっています。
ちなみに、
弊社が主催する「人を大切にする経営実践講座」(*)
の着想を得たのも、この人財塾でして、
ベースはもちろん、坂本先生が提唱される
「人を大切にする経営」です。
(メイン講師をお願いしている小林秀司先生は、
坂本先生のお弟子さんに当たります)
* http://annokaikei.com/news/1815
今回も坂本先生のお話を拝聴し、
背筋が伸びるというか、
身の引き締まる思いがしました。
まずは弊社が「いい会社」を目指すと共に、
地元に「いい会社」を増やせるよう、
これからも尽力いたします!
続く第2部は、
「アリババグループが推進するデジタルトランスフォーメーション」
と題し、
アリババ(株)代表取締役社長CEOの香山誠氏による基調講演。
ここでは内容を詳しく書けませんが、
凄いことが現実に起きているようです。
ビッグデータによるマーケティングの
具体的な事例を踏まえた上で、
香山社長がおっしゃった、
▼ 産業の境目がなくなる
▼ 全業種がデータテクノロジーとAIでラッピングされ、変革する
▼ 何もしなければ死んでいく
▼ 座して破壊されるか?自分たちが変わるか?
などといった言葉が
グサグサと胸に刺さり、
強烈な危機感を抱きました(汗)。
企業を存続させ、社員さんを守り、
「関係する人々が幸せを実感する」
という企業の目的を追求するためにも、
この脅威をチャンスと捉え、
デジタルテクノロジーに対しても
受け身ではなく積極的な姿勢で、
挑戦をしていかなければなりません・・。
時代は待ったなしで、
着実に、しかも驚くほど変化していること
を実感できる、
貴重な時間となりました。
ありがとうございます!
本日は、備忘録ということで。