2019年03月27日

Vol.2319「これからの社員教育に求められるのは、“記憶力”よりも“思考体力”」


巷では、頭の良し悪しを、

学歴や資格で判断することがあります。



「へ〜、〇〇大学出身なんだ、すごーい」

みたいな感じで(笑)。



まあ確かに、1つの基準として、

参考にはなるでしょう。



ただし、ここでいう頭の良さとは、

多くの場合、


「答えのある問いに対して、正解を出すこと」


を意味します。



つまり、

記憶力の良さがものを言う世界です。



そして、記憶力という点で言えば、

もはや誰もが手にしているスマートフォン

には敵いません。



ネットで検索したり、

スマホに向かって「ヘイ、siri」と呼びかければ、

正解を教えてくれますので。



したがって、

記憶力で他人と比較し、

頭が良いとか悪いとか判断すること自体、

あまり意味をなさなくなってきている

気がします。




そもそも、

学生時代や資格試験と異なり、

社会人になると、答えがありません。



答えのない問いに向き合わなければならない

のが現実です。



その際に求められるのは、

記憶力ではなく、

考え続ける力(=思考体力)があるかどうか。



これこそが、社会人としての頭の良さ

ではないでしょうか(私はまだまだですが・・汗)。



記憶力の価値が下がり続ける現代において、

思考体力を鍛えることの重要性は、

ますます高くなっている

と思います。



にもかかわらず(!)、

スマホの弊害もあるのでしょう、

自分の頭で考えることを放棄している人が

いかに多いことか・・



このままでは、

多くの仕事(=人)がAI(=人工知能)に取って代わられ、

それに代わる新たな仕事も創造できないのではないか

と危惧しているところです。




少し話は変わりますが、

学生時代は学校で、資格試験は専門学校で学ぶ

のが一般的だと思います。



では、社会人になったらどこで学ぶのか?



それは、(基本的には)職場です。



そういう意味では、

職場において、または仕事を通じて、


社員さんが考える力を身に付けられるよう導くこと


こそが、社員教育の要諦になると、

最近、つくづく感じています。



そして、そのためにも、

例えば「3分間スピーチ」のような、

思考体力を鍛えるための仕掛け(=自分の頭で考えるきっかけ)

を取り入れる必要性が

あるのではないでしょうか。




記憶力ではなく思考体力を鍛えることで、

これからの時代に必要な人財

を育てていきたいものです。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 社会人になると、

  答えのない問いに向き合わなければならない。

■ その際に求められるのは、

  記憶力ではなく、考え続ける力(=思考体力)である。

■ 職場において、または仕事を通じて、

  社員さんが考える力を身に付けられるよう導くことこそが、

  社員教育の要諦ではないだろうか。



posted by 安野 広明 at 23:17| 島根 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする