2019年03月21日

Vol.2313「弱者にとって、激動期こそが大きなチャンス」


生物学的な研究によると、

変化が大きくなればなるほど、

生息できる生き物の数は少なくなる

そうです。



なぜならば、

変化が大きすぎると、

生物は変化に対応できなくなってしまうから。



これは、分かりやすい現象ですよね。



では、変化が少ない環境ではどうなのか?



一見すると、平穏な環境なのだから、

生物の数も安定するかと思いきや、

生息できる生物の種類は減少してしまう

のだそうです。



安定した環境では、

実力の差がそのまま現れるため、実際には、

激しい競争が起こります。



そして、

強い者が生き残り、

弱い者は滅びていく・・



結果として、

生息できる生物の数は

減ってしまうのです。



そのように考えると、

生存競争に弱い生き物にとっては、

激動期であれ安定期であれ、

不利な立場にあると言えそうです。




ただし、

安定した環境よりも、

変化のある不安定な環境の方が、

多くの弱者にとってチャンスがある

という研究結果もございます。



それは、

プロレベルのサッカーチームと草サッカーチームの試合

に例えると分かりやすい。



快晴で風もなく、整備された芝生のピッチ(=安定した環境)

で戦ったとすれば、

100試合したとしても、

草サッカーチームが勝つ可能性はありません。



実力どおり、

必ず強いチームが勝つはずです。



しかし、仮に

敵味方の区別がつかないほどの大雨で強風、かつ、ピッチもドロドロ(=不安定な環境)

であればどうでしょう。



草サッカーチームが

普段、悪条件での練習に慣れていたとすれば、

100試合のうち、数回くらいは

勝つ可能性があるかもしれません。



弱者にとっては、

不安定な環境こそが

強者に対抗できる大きなチャンス

となるのです。




そしてこのことは、

中小零細企業に置き換えても同じ。



基本的に弱者に当たる中小零細企業

にとっては、


現在のような激動期こそが大きなチャンス


と言えましょう。



そのように前向きに捉え、

これからも

弱者は弱者なりの戦略で、


一点集中の差別化を追求していきたい


と思った次第。



本日は、備忘録ということで。



*『弱者の戦略』(稲垣栄洋 著)参照


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【本日のまとめ】

■ 安定した環境よりも、

  変化のある不安定な環境の方が、

  多くの弱者にとってチャンスがある。

■ 弱者の中小零細企業にとっては、

  現在のような激動期こそが大きなチャンス。


posted by 安野 広明 at 20:56| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする