2019年02月11日
Vol.2275「‶継続のハードル”を乗り越えるために」
ご承知の通り、何事も、
「始める」のと「終わる」のは割と簡単ですが、
「続ける」のは難しいもの。
「初動のハードル」を越えた先に待っているのは、
どこまでも高い「継続のハードル」です。
これは、
社内の取組みにしてもそうですし、
コミュニティ運営にしても同じでしょう。
正直、私(安野)自身、
「この取組み(または運営)、ここで終わらせたら楽だよな〜」
と思うことはたまにあります(汗)。
そして、その度に思い出すのが、
アンパンマンの生みの親である、
漫画家やなせたかし氏の
「満員電車」の例え(*)。
* ご参照下さい。
↓
Vol.335「人生は満員電車の如し」
http://bplan.seesaa.net/article/378025923.html
以下、一部抜粋です。
(ここから)
↓
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「ギュウギュウ詰めの満員電車は嫌だ!」
と降りてしまうことなく、
「継続は力なり」で
諦めずに我慢して乗っていると、
次々と人が降りていって
いつの間にか席が空いて座れた。
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↑
(ここまで)
少し分かりにくいかもしれませんが、
60歳にしてやっと日の目を見るようになった、
言い換えれば、
目立った成果は得られずとも、
何十年という長い時間軸で活動を継続された
やなせ氏の人生から、
学べることは多いのではないでしょうか。
私の場合、
地道にコツコツやるしかできませんので、
やなせ氏のような人生を、
自分の中の物語の1つとして
持っておこうと思っています。
・・話は変わりますが、
先日の「企業講話」(*)のご感想を読むと、
「1日1%の成長」の話が
訓練校の生徒さんの印象に残ったみたいです。
* ご参照下さい。
↓
Vol.2271「まずはバッターボックスに立つ」
http://bplan.seesaa.net/archives/20190207-1.html
Vol.1564「1日1%、“目標に結びつく行動”を」
http://bplan.seesaa.net/article/447528631.html
Vol.1250「無理はせず着実に、“1日1%の成長”を目指す」
http://bplan.seesaa.net/article/436997191.html
上述したように、簡単そうに思えて難関なのが、
この「継続のハードル」ですので、
やなせ氏をはじめ、継続によって、
時間を味方につけて成功した諸先輩方の生き方を知り、
ご自分の中に物語として持っておくと、
勇気をもらえるかもしれませんね。
いただいた感想文に目を通しながら、
そんなことを考えました。
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【本日のまとめ】
■ 何事も、「始める」のと「終わる」のは割と簡単だが、
「続ける」のは難しいもの。
■ 時間を味方につけて成功した諸先輩方の生き方を知り、
自分の中に物語として持っておくと、
勇気をもらえるのではないだろうか。