2019年01月31日

Vol.2264「心のベクトルを自分に向けない限り、“自信”はつかない」


他人と比べたり、

他人との勝負に勝ったりして生まれるのは、

「自信」ではなく「優越感」です。



そして、その本質は、

優越感を得ることによって自分を安心させている

にすぎません。



ただ、当然ながら

上には上がいますので、

優越感だけを追い求めていても

なかなか自信は手に入らず、むしろ、

常に不安や不満を抱えながら過ごす

ことになるでしょう。



そもそも、自信のある人は、

自らの優越感を充たす、もしくは

劣等感を補うために、

自分よりも弱い人を見つけて攻撃したり、

争うようなことはしません。



他人に勝ったり、褒められたりしなくても、

自分で自分の機嫌をとれますし、

いまの自分を認め、受け入ることができる

のです。



「自信がある人ほど謙虚」


と言いますが、この言葉は、

数多くの一流と呼ばれる方々

を拝見してきて、

本当にその通りだと思います。




少し話は変わりますが、

有名な『ウサギとカメの寓話』

に出てくるウサギもカメも、

見方を変えれば劣等感の塊です。



ウサギは、


「もしもしカメよカメさんよ 世界のうちにお前ほど 

 歩みののろい者は無い どうしてそんなにのろいのか」


と、カメをバカにすることによって、

優越感や自己重要感を得ようとしました。



これに対して、カメは、


「なんとおっしゃるウサギさん それならおまえと駆け比べ

 向こうの小山の麓まで どっちが先に駆け着くか」


と、負けず嫌いぶり(=劣等感)を発揮し、

ウサギに勝負を申し込んだのです。



ご承知の通り、

最終的にカメがウサギに勝つ訳ですが、

それによってカメは何を得たのでしょうか?



本当は、ウサギからの挑発に対して、


「そうなんだよね、陸上だとゆっくりしか歩けないんだよね」

「ウサギさんは足が速くて凄いよね」

「でも水中だったら、自分も得意だけどね」


といった感じで回答できたら

良かったのかもしれませんね(笑)。



まあ、それでは寓話にならないのですが・・




それはさておき、結局のところ、

「自信」を手に入れようと思えば、

他人との比較ではなく、

心のベクトルを自分に向けるしかありません。



そして

いまの自分にできる範囲で、精一杯挑戦する。



その中でうまくいったこと、

うまくいかなかったことは、これもまた

自分と向き合う時間をつくって、

自問自答するのです。



そうやって、

少しずつでも自信を身につけることで、

劣等感や優越感(=比較の世界)に振り回されず、


謙虚に、重心低く、我が道を歩いて行けるのが理想


だと考えています。



・・大いなる自戒を込めて。


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【本日のまとめ】

■ 優越感だけを追い求めていても

  なかなか自信は手に入らず、むしろ、

  常に不安や不満を抱えながら過ごすことになる。

■ 「自信」を手に入れようと思えば、

  他人との比較ではなく、

  心のベクトルを自分に向けるしかない。

■ 劣等感や優越感(=比較の世界)に振り回されず、

  謙虚に、重心低く、我が道を歩いて行けるのが理想

  ではないだろうか。



posted by 安野 広明 at 23:46| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする