2019年01月28日

Vol.2261「世の中に蔓延する、“売上至上主義”という病」


先日の

益田商工会議所青年部様のセミナー(*)

でもお話したのですが、

中小零細企業には、

「売上至上主義」

という病がはびこっています。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.2255「益田商工会議所青年部でセミナー講師をつとめました」
http://bplan.seesaa.net/archives/20190122-1.html



そしてこの病気は、

現在、猛威を振るっているインフルエンザ

の比じゃないくらいに厄介(汗)。



社長本人に自覚症状は無く、

しかも放っておけば、最悪、

会社が倒産しかねませんので・・。



とりわけ

小さな会社ほど社長の影響力が強く、ワンマン経営になるため、

社長が「売上至上主義」に陥ったが最後、

その会社は、売上だけを追い求める集団

になる可能性が高いと思います。



そもそも、多くの社長が

売上ばかりに意識を向ける理由は、


「売上さえ増やせば利益も残る」


とか


「売上と利益が比例する」


といった幻想にとらわれていることが要因

ではないでしょうか。



この点について、

セミナーでは図を用いながら説明したのですが、

実際には、

売上と利益とは、必ずしも比例しません。



売上が増えても利益が減る場合もありますし、

その逆もまた然りです。



もちろん、業界によっては、

売上規模の大きい方が仕事が取りやすくなる

といった現実もありますが、

ただその結果として利益が残らず、

会社が立ち行かなくなったのでは本末転倒でしょう。



したがって、大事なのは、

売上ではなく利益(または粗利)。



「どうやって利益を残すのか?」


だけを考えればいいといっても、

言い過ぎではないと思います。




・・そんなことをセミナーでお話したら、

最近、手に取った本の中に、


「まさにその通り!」


と、思わず膝を打つ内容

が書いてありました。



インフルエンザの治療薬タミフル

ではありませんが(笑)、


「売上至上主義」という病の治療薬(!?)として、

以下の本をおすすめいたします。


<おすすめ本>

『粗利「だけ」見ろ 〜儲かる会社が決して曲げないシンプルなルール』(中西宏一 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/434492052X/


************************************


【本日のまとめ】

■ 中小零細企業には、

  「売上至上主義」という病がはびこっている。

■ 大事なのは、売上ではなく利益(または粗利)。

  「どうやって利益を残すのか?」

  だけを考えればいい。



posted by 安野 広明 at 23:01| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする