2019年01月25日

Vol.2258「“自分のことを棚に上げていないか?”という問いを持つ」


私(安野)は、経営者という立場上、

社内でそれっぽいこと(!?)を話す機会が

数多くあります。



例えば、

「仕事に向き合う姿勢」について

だったり、

「お客様への価値提供」について

だったり。



そして同時に、頭の中では、

「偉そうなこと言ってるけど、自分はどうなんだ?」

という声が聞こえ、いつも、

「いや〜自分だって、まだまだ未熟だよな〜」

と反省させられています。



とりわけ、

若い人に対して指導する場面では、

自身の若かりしサラリーマン時代を思い出すことも。



同僚とつるんで会社の研修をサボったり、

遅くまで飲んだくれたり、

実力不足で上司やお客様にご迷惑をおかけしたり、

プレステUのウイニングイレブンにハマって睡眠不足が常態化したりw



数え上げれば切りがないくらい、

ダメダメなことだらけです(汗)。



そういったことを棚に上げて

若い人にアドバイスしているのだから、

当時の上司や同僚が見ていたら、

「お前が言うなよ〜」

という感じでしょうね。



その通りだと思います(笑)。




ただ、それはそれとして、

与えられた役割を全うするためには、

指導しなければならない場面がある

のも事実。



そして、その際には、

メンバーや組織の成長のためにも、

「言うべきことは言う」

といったスタンスを貫く必要があります。



これはまさに、

指導側にとってのジレンマですね・・。




そのように考えると、

指導する立場にある人は、


「自身の未熟さ」を常に頭の片隅に置いた上で、

相手と向き合うことが重要


ではないでしょうか。



当然ですが、

この世に生まれてから今日に至るまで

聖人君子のような人はいない訳で、

誰しも少なからず、


「自分もまだ未熟だよな〜」


という側面はお持ちのはず。



だからこそ、


「自分も未熟な修行中の身である」


と意識しながら接することで、

相手(=部下)を一刀両断にすることなく、


相手の気持ちに寄り添った、人間味のある指導ができる


と思っています。




「最近の若者は・・」

とか

「なんでこの人は・・」

と愚痴をこぼしたり叱ったりする前に、


「自分のことを棚に上げていないか?」


と自問してみてもよいかもしれません。



・・自戒を込めて。


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【本日のまとめ】

■ 指導する側においては、

  「自身の未熟さ」を常に頭の片隅に置いた上で、

  相手と向き合うことが重要。

■ 相手に愚痴をこぼしたり叱ったりする前に、

  「自分のことを棚に上げていないか?」

  と自問してみてはどうだろうか。




posted by 安野 広明 at 23:51| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月24日

Vol.2257「本気かどうかは相手に伝わる・・井村コーチからの学び」


昨日は、

致知出版社様主催の「徳望塾」に参加。



ゲスト講師は、

アーティスティックスイミング(=旧シンクロナイズドスイミング)の

日本代表ヘッドコーチ、井村雅代さんです。



井村さんのことは、

以下のエントリでも書かせていただいています。


Vol.1864「鬼コーチ井村雅代さんに学ぶ、リーダーとしての振る舞い方」
http://bplan.seesaa.net/article/455826976.html



はじめて生で拝聴したのですが、やはり

国を背負っていらっしゃるのもあり、

その「気迫」というか、「言葉の力」が凄い!



銅メダルに輝いた

2016年リオオリンピックでのエピソードを交えながら、


「人を育てる−愛があるなら叱りなさい」


というテーマでお話し下さいました。



以下、メモの一部抜粋です。


▼ 非難や批判を浴びた時には、

  「もう1人の自分」をつくって、その自分に答えを聞くようにしている

▼ いまの若者は、1人で浮くことを嫌う

▼ チームワークや絆という言葉を盾に、

  自分が苦手なことを誰かがやってくれるという甘えがある

▼ 頑張ったかどうかは自己申告するものではない、他人が決めること

▼ 「自分へのご褒美」はいらない、ご褒美は他人からもらうもの

▼ なぜ、若者が燃えないのか? → 達成感を味わったことが無いから

▼ 小さな成功体験の積み重ねが、若者を成長させる

▼ 下手な選手を強くする方法は、練習以外にない

▼ 下手な選手は、上手な選手が休んでいる時に休んではダメ

▼ 「やり直し」と言ったら、できるまでやり直す

▼ 練習は嘘をつかない

▼ 練習は試合のように、試合は練習のように

▼ 限界は自分で決めている → 自分の可能性を信じる

▼ 1ミリの努力が大切

▼ 大きな目標と小さな目標を持つことに意味がある

▼ ダメなものはダメと言う → ただし、アドバイスを添える

▼ 叱るときは現行犯で、過去のことをネチネチしつこく言わない

▼ 若者には、察する力、気配を感じる力が欠けている

  → 冷静な「もう1人の自分」を持つことが大事

▼ 本気で接してくれているかどうかは、必ず伝わる

▼ パワハラになるかどうか → 相手の人間性を否定しないこと

▼ 若者が変わったのなら、こちらのスタンスも変える

▼ 行くだけのオリンピックと、メダルを獲るためのオリンピックは全く違う

▼ 「仕方がない」という言葉は使ってはダメ

▼ プレッシャーは、受け止めて背負う

▼ 選手を送り出す時の言葉は、「できるに決まっている」

▼ 人は最後には、人の心で支えられる

▼ 上手く行かなくても失望したり投げやりになってはダメ

  → 正しいことをやり続けたら、いつか分かってもらえる

▼ 「あなたでなければ」と言われたら、人は頑張れる      等々




スポーツの世界では、

大会ごとに結果を出さなければならない

短期決戦的な要素が強いため、

必ずしもすべてのお話が長期戦の経営に合致する

とは思いませんが、


それでも、

1人1人に本気で向き合う姿勢など、

とても考えさせられました。



また途中、

リオオリンピックでの日本代表チームの演技

を映像で見せていただき、

それまでの苦労話をお聞きした後だけに、

会場内は感動の渦に・・



いや〜、やっぱりスポーツって、

いいですね(笑)。



井村コーチ、ありがとうございました!




本日は、備忘録ということで。



posted by 安野 広明 at 23:10| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

Vol.2256「社員教育の本質は、‶気付かせること”にあり」


子供を確実にダメにする方法は、

本人が求める物を買い与え(続け)ること

だそうです。



与えてばかりいると、やがて、

与えれば言うことを聞くけれども、

与えなければ言うことを聞かない、

いわゆる、

自己中心的でわがままな子

に育つのは想像に難くありません。



したがって、時には、

あえて与えるのをやめ、

大切なことに気付かせるのも、

教育の一環だと考えています。




そしてこれは、

大人に置き換えても同じです。



大人の教育とは、すなわち、

社員教育のこと。



部下を指導する際、

答えを教える(=与える)のは簡単ですが、

一方的に教えてばかりだと、

やはり部下は育ちません。



そのうち、

言われたことだけをやるYesマンになりますし、

何より、主体的に思考する力

が衰えてしまいます。



これは特に、

一代で会社を築いた実績をお持ちの

創業者にありがちなパターン。



なかなか幹部が育たないのは、

もしかすると、

トップが指示命令を出しすぎている(=与えすぎている)

のが原因かもしれません。




やはり大事なのは、


社員1人1人が自分の頭で考え、行動できること


であり、そのためにも、


本人に気付かせるような教育方法


でなければ人は育たない

のではないでしょうか。



具体的な施策については、

私(安野)自身、現在考案中なのですが(汗)、

基本的には、


▼ 上司があまり口を出しすぎない

▼ できるだけ部下に任せる

▼ 部下同志で意見交換する場を設ける

▼ 部下に、組織の将来について考えてもらう


などといったことがヒントになるのかなと・・。




とある会議に参加し、

そのように感じました。


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【本日のまとめ】

■ 答えを教える(=与える)のは簡単だが、
 
  一方的に教えてばかりだと、部下は育たない。

■ 大事なのは、

  社員1人1人が自分の頭で考え、行動できること。

■ そのためにも、

  本人に気付かせるような教育方法

  でなければ人は育たない。





posted by 安野 広明 at 23:14| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする