2018年12月25日
Vol.2227「反省は、未来に向けて行うもの」
弊社では、
週明けに開催する週礼(←朝礼の長いバージョン)の中で、
社員1人1人から、
先週の「反省点」「良かった点」「共有しておきたい情報」
について発表してもらいます。
中でも、
各自の「反省点」を聞いていると、
(反省すべき点として)捉える(=思いを致す)範囲が
人によって異なり、
発表内容から、その人の根底にある
仕事への向き合い方(=自責か他責か、やる仕事かやらされる仕事か、等)
が伝わってくるようです。
ちなみに
「反省点」というと、
ネガティブに感じられるかもしれませんが、
それは、一般的な反省が、
過去に向けて行われるから
だと思います。
本来、反省とは、
未来に生かすために行うもの
です。
したがって、反省の際、
「〇〇ができませんでした」
みたいな、
過去の事実報告にとどまっては
あまり意味がありません。
それだけでは、
「過去に生きる人」(*)
になりかねませんので・・
*ご参照下さい。
↓
Vol.2205「“過去に生きる人”か、“今を生きる人”か」
http://bplan.seesaa.net/article/463041890.html
そこで大切なのは、
「〇〇という反省点を踏まえて、どういうアクションを起こすか?」
を思考し、反省を未来につなげること。
だからこそ、
「反省点」と「改善点」は、
セットでなくてはならない
と考えています。
かくいう私自身、
反省だらけの毎日ですが(汗)、
これからも経営者として
自分の課題の範囲(*)を広く捉えつつ、
反省と改善を繰り返して参る所存です。
*ご参照下さい。
↓
Vol.2222「どこまでを自らの課題の範囲と捉えるか?」
http://bplan.seesaa.net/archives/20181220-1.html
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【本日のまとめ】
■ 反省する際、
「〇〇ができませんでした」
と、過去の事実報告にとどまっては、
あまり意味が無い。
■ 大切なのは、
「〇〇という反省点を踏まえて、どういうアクションを起こすか?」
を思考し、反省を未来につなげること。