2018年12月06日
Vol.2208「目標(=ビジョン、未来像)と意思決定の関係性について」
世の中には、
何をするにも意思決定や行動が早く、しかもブレない人
がいらっしゃるものです。
私(安野)は、そんな人たちに
憧れの念を抱きつつも、
行動力が足りない自分と比べて何が違うのか?
とよく考えるのですが、
それはやはり、
「こうありたい」という明確な目標(=ビジョン、未来像)
を持っているかどうかの違い
だと感じます。
そもそも、目指したい先が無ければ、
どこへ向かうための意思決定
なのでしょうか。
もちろん、そのビジョンが、
利己的な内容に終始しているとすれば、
それはどうかと思います。
というか、
「自分以外の誰かのため」という
利他的な要素の全く無いビジョンでは、
いくらその人に行動力があったとしても、
やがて行き詰まるはずです。
したがって、
どのような内容を目標に掲げるのか?
といった論点はあるのですが、
まあ、それはそれとして、まずは
「こうありたい」というビジョンを明確にすること
が、意思決定や行動のスタートではないか、
そのように考えています。
例えば、弊社では、
中小企業の経営サポート業として、
「たくさんのありがとうを集め、日本の中小企業を元気にすること」
というビジョンを掲げています。
そこが明確になっているからこそ、
「人を大切にする経営実践講座」(*)
という企画の意思決定や実践
ができましたし、
現在、来年の企画についても考案中です。
* http://annokaikei.com/wp-content/uploads/keieijissen_20180319.pdf
* ご感想はこちら → http://annokaikei.com/wp-content/uploads/kaikeijissen_kansou.pdf
まあ、私の場合は、
まだまだ行動が遅いのですが(汗)、
それでも、ビジョンを明確にしていなければ、
少なくとも上記の企画は
生まれなかったと思います。
そして、このことは、
会社のみならず個人でも同じ。
個人としての目標、ビジョン、未来像
といった「将来のありたい姿」を明確にイメージして、
常日頃、それを忘れないよう意識するだけで、
自らの意思決定や行動パターンは変わってくる
のではないでしょうか。
・・自戒を込めて。
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【本日のまとめ】
■ 意思決定や行動が早い人は、
「こうありたい」という明確な目標(=ビジョン、未来像)
を持っているもの。
■ 個人としての目標、ビジョン、未来像
といった「将来のありたい姿」を明確にイメージして、
常日頃、それを忘れないよう意識するだけで、
自らの意思決定や行動パターンは変わってくる
のではないだろうか。