2018年11月03日

Vol.2175「“いまさえ”“ここさえ”“自分さえ”の短期的視点が、人生の停滞を生む!?」


先日、毎月恒例の

社内木鶏会(=『月刊致知』を用いた社内勉強会)を開催しました。



11月号の致知の中に

興味深い記事があったので、

備忘録を兼ねて、

以下に気付きを書き残します。


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東大教授の西成活裕氏は、

20年以上に渡り、

車をはじめ、電車の混雑、製品の売れ残りなど、

あらゆる渋滞が発生するメカニズムを研究する

「渋滞学」に取り組んで来られました。



そして

渋滞の根本原因には、

「急ぎ過ぎ」や「余裕の無さ」といった、


「長期的な視点の欠如」


があるとおっしゃっています。



車の渋滞であれば、

短期的には車間距離をつめて走った方が

早く行けるように思えますが、


長期的には交通渋滞を引き起こし、

逆の結果を招いてしまうのだとか。



したがって

あえてゆっくり走り、

車間距離を少し長めにあけることで、

渋滞を未然に防ぐことができ、かつ、

渋滞になったとしても

解消できるそうです。



ちなみに、

蟻の行列がなぜ渋滞しないか?

というと、

行列を成す1匹1匹の蟻が、

車間距離ならぬ「蟻間距離(!)」

を取っているから・・。



今後は私(安野)も、

車を運転する際には

蟻に見習おうと思います(笑)。




また、このことは、

仕事に置き換えても同じです。



一部の真面目な社員が

どんどん仕事を進めても、

別の社員がその作業に対処できなければ、

仕事の渋滞が生じますし、

結果として、

全体最適が図れない(=会社としての成果につながらない)

なんてことが起こり得ます。



では、なぜそうなってしまうのか?



それは、


「仕事の目的は何なのか?」


を、社内でしっかり共有できていないか、

もしくは、一部の人が、


「いまさえよければいい」

「ここさえよければいい」

「自分さえよければいい」


という

短期的な視点で仕事をしているか、

のどちらかでしょう。



前者については

経営者やリーダーの責任ですが、


後者に関しては、

その人の仕事に取り組む姿勢

の問題です。



ただ残念ながら、そうやって、

利己的・短期的な視点で仕事をしている人は、

長期的には成長が止まりますし、やがて

周りから必要とされない存在となり、

人生の停滞(!?)を引き起こし、

本人にとって望ましくない結果

を招いてしまうかもしれません。



恐ろしや・・。



やはり、相手のことを考え、

常に十分な車間距離をあけて運転する

のと同様に、


仕事をする上でも、

自分のことばかり考えない、

相手を思いやる「利他の精神」が不可欠

なのだと、改めて気付かされた次第です。


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【本日のまとめ】

■ 渋滞の根本原因には、

  「急ぎ過ぎ」や「余裕の無さ」といった、

  「長期的な視点の欠如」がある。

■ 会社においても、仕事の渋滞が生じ、

  全体最適が図れない(=会社としての成果につながらない)

  ことが起こり得る。

■ 車の運転に限らず、仕事をする上でも、

  自分のことばかり考えない、

  相手を思いやる「利他の精神」が不可欠

  ではないだろうか。




posted by 安野 広明 at 13:21| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする