昨日は、
江津商工会議所様にて
セミナー講師をつとめました。
お忙しい中、事務局を含め
20名超の方々がご参加下さり、
「増税に負けない企業づくり」
というテーマで2時間。
多少なりともお役に立てたなら、
嬉しく思います!
当日の様子
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誰にとっても未来は空白であり、
まだ何も決まっていません。
そして、その空白を、
「希望」で埋める人は「挑戦」し続けますし、
「不安」で埋める人は「安定」を求めます。
世の中に安定思考の人が多い
と感じるのは、
「AI(人工知能)に仕事を奪われる」
とか
「人口減少による地方消滅」
とか
「老後破産」
などといった、
不安を掻き立てるようなニュース
に触れる機会が増え、
空白を「不安」で埋めていらっしゃるから
でしょうか。
まあ、
「最悪を想定して最善を尽くす」
という意味では、
将来起こり得る不安要素を把握しておく
必要はあると思いますし、
「挑戦」と「安定」、
どちらの人生を選ぶのも
その人の自由です。
ただ、「安定」の恐ろしいところは、
いつの間にか「依存」にすり替わるリスクが高い
ということ。
それは、組織への依存だったり、
家族・知人への依存だったり・・。
また、何かに依存している人は、
自分が失敗した時、
会社や周りの人のせいにする(=他責)
傾向にあります。
誰だって、そういう人とは、
あまり一緒に働きたくないはず。
ですので、
依存心の強い人は、
「人材」から「人在」へ、そして最悪、
「人罪」(!)となってしまうかもしれません(汗)。
これに対して、
空白の未来を「希望」で埋め、「挑戦」している人は、
失敗した時、自らに責任を求め(=自責)、
さらなる成長の糧にできます。
大きな組織に所属していても、
昨日の自分よりも成長しようと
挑戦し続けている人はいますし、
そういう人は、どこへ行っても通用する「人財」
となるでしょう。
そのように考えると、
空白の未来を「希望」と「不安」のどちらで埋めるかは、
(少し極端な言い方ではありますが、)
「人財」と「人罪」、
どちらの道を歩むかの分岐点になる
とも言えます。
少なくとも私(安野)自身は、
未来を「希望」で埋め、「挑戦」する人生を歩みたい、
周りの人から必要とされる「人財」になりたい、
と強く願いますし、
そのためにも、
ワクワクするような未来のイメージを
言葉にして書き出し、
常日頃、それを目にすることが重要
だと思っています。
ちなみに、経営の現場においては、
経営計画書(*)の中にある「(会社や社員や事業の)未来像」が
その役割を果たしており、
「未来像」という「希望」があるからこそ、
会社経営においても
挑戦する気持ちを継続できている
というのが、
自らの経験に基づく考えです。
* http://annokaikei.com/plan
・・空白の未来を、何で埋めていますか?
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【本日のまとめ】
■ 空白の未来を、
「希望」で埋める人は「挑戦」し続けるし、
「不安」で埋める人は「安定」を求める。
■ 「希望」と「不安」のどちらで埋めるかは、
「人財」と「人罪」、どちらの道を歩むかの分岐点でもある。
■ ワクワクするような未来のイメージを
言葉にして書き出し、
常日頃、それを目にすることで、
未来を「希望」で埋めてみてはどうだろうか。