2018年10月31日

Vol.2172「空白の未来を、何で埋めていますか?」


昨日は、

江津商工会議所様にて

セミナー講師をつとめました。



お忙しい中、事務局を含め

20名超の方々がご参加下さり、

「増税に負けない企業づくり」

というテーマで2時間。



多少なりともお役に立てたなら、

嬉しく思います!



当日の様子
  ↓

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誰にとっても未来は空白であり、

まだ何も決まっていません。



そして、その空白を、

「希望」で埋める人は「挑戦」し続けますし、

「不安」で埋める人は「安定」を求めます。



世の中に安定思考の人が多い

と感じるのは、

「AI(人工知能)に仕事を奪われる」

とか

「人口減少による地方消滅」

とか

「老後破産」

などといった、

不安を掻き立てるようなニュース

に触れる機会が増え、

空白を「不安」で埋めていらっしゃるから

でしょうか。



まあ、


「最悪を想定して最善を尽くす」


という意味では、

将来起こり得る不安要素を把握しておく

必要はあると思いますし、


「挑戦」と「安定」、

どちらの人生を選ぶのも

その人の自由です。



ただ、「安定」の恐ろしいところは、

いつの間にか「依存」にすり替わるリスクが高い

ということ。



それは、組織への依存だったり、

家族・知人への依存だったり・・。



また、何かに依存している人は、

自分が失敗した時、

会社や周りの人のせいにする(=他責)

傾向にあります。



誰だって、そういう人とは、

あまり一緒に働きたくないはず。



ですので、

依存心の強い人は、

「人材」から「人在」へ、そして最悪、

「人罪」(!)となってしまうかもしれません(汗)。



これに対して、

空白の未来を「希望」で埋め、「挑戦」している人は、

失敗した時、自らに責任を求め(=自責)、

さらなる成長の糧にできます。



大きな組織に所属していても、

昨日の自分よりも成長しようと

挑戦し続けている人はいますし、

そういう人は、どこへ行っても通用する「人財」

となるでしょう。




そのように考えると、

空白の未来を「希望」と「不安」のどちらで埋めるかは、

(少し極端な言い方ではありますが、)

「人財」と「人罪」、

どちらの道を歩むかの分岐点になる

とも言えます。



少なくとも私(安野)自身は、

未来を「希望」で埋め、「挑戦」する人生を歩みたい、

周りの人から必要とされる「人財」になりたい、

と強く願いますし、


そのためにも、

ワクワクするような未来のイメージを

言葉にして書き出し、

常日頃、それを目にすることが重要

だと思っています。



ちなみに、経営の現場においては、

経営計画書(*)の中にある「(会社や社員や事業の)未来像」が

その役割を果たしており、


「未来像」という「希望」があるからこそ、

会社経営においても

挑戦する気持ちを継続できている

というのが、

自らの経験に基づく考えです。


http://annokaikei.com/plan




・・空白の未来を、何で埋めていますか?


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【本日のまとめ】

■ 空白の未来を、

  「希望」で埋める人は「挑戦」し続けるし、

  「不安」で埋める人は「安定」を求める。

■ 「希望」と「不安」のどちらで埋めるかは、

  「人財」と「人罪」、どちらの道を歩むかの分岐点でもある。

■ ワクワクするような未来のイメージを

  言葉にして書き出し、

  常日頃、それを目にすることで、

  未来を「希望」で埋めてみてはどうだろうか。



posted by 安野 広明 at 22:43| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする