2018年10月27日

Vol.2168「‶見えない部分”を想像することで、関係性が築ける」


どんなモノでも

角度を変えれば見え方が変わる

のと同様に、


人や物事の見え方は、

見る側の、いまいる角度(=立場や役割)によって

それぞれ異なります。



例えば、

経営者か従業員かによって

職場における見え方は変わりますし、


社内の人か社外の人かによって

その会社の見え方は変わるでしょう。



また、

企画の主催者か参加者によって、

そのイベントの見え方も全く変わるはずです。



このこと自体は、

見ている角度が違うのだから仕方ない

と思います。



ただ同時に、

一面しか見えていないにもかかわらず、

その限られた情報をもとに、


「あの人は〇〇だ・・」

とか

「あの会社は〇〇だ・・」

とか

「あのイベントは〇〇だ・・」

などとレッテルを貼り、


ポジティブならまだしも、

ネガティブな口コミ・評判を流す人が多い

と感じるのは、とても残念です。




実際には、誰しも、

いまの角度からは見えないところで

陰ながらに努力したり苦労したり

しているもの。



そういったことを、


「自分の角度から見えない(=自分はその立場にない)ので分からない」


と思考停止するのではなく、

全方位は見えないにしても、

多少なりとも見えない部分を想像し、


その対象を知ろうとする努力


が必要ではないでしょうか。



その上で、

意見するのならいいと思います。




・・立場や役割は異なれど、

お互いがそういうスタンスで接することができれば、

よりよい関係性を築けるのでしょうね。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 人や物事の見え方は、

  見る側の、いまいる角度(=立場や役割)によって

  それぞれ異なるもの。

■ 「自分の角度から見えない(=自分はその立場にない)ので分からない」

  と思考停止するのではなく、

  多少なりとも自分が見えない部分を想像し、

  その対象を知ろうとする努力が必要ではないだろうか。





posted by 安野 広明 at 20:13| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする