2018年10月25日
Vol.2166「“なりたくない自分”のイメージを持っておく」
昨日は
「次世代リーダーの会」(*)を開催。
* http://annokaikei.com/leader
今回も、新しい参加者がお越し下さいました。
当会を継続していなければ
繋がらなかったであろうご縁に、感謝です!
嬉しかったのは、
前回、初めてご参加下さった方(Kさん)が、
「この会で紹介された本を、早速、本屋に寄って購入し、
読み始めたら止まらなくなって、朝方までかけて
一晩で読み切ってしまった。
翌日、別の本も買い、
これも一日で読破した。」
「行動量が増えて、この1ヵ月はとても充実していた」
といったニュアンスの話をされたこと。
「次世代リーダーの会」という「場の力」が、
参加者の行動を後押しする上で
多少なりともお役に立てているとすれば、
主催者冥利に尽きます!
**********************************
実は、上記のKさんは、
この1ヶ月間の行動の中で、
「この人のようになりたい」
と思える人との出会いがあったのだとか。
つまり、いまのご自身にとっての
理想の姿を見つけた訳です。
私(安野)も経験がありますが、
こういった出会いは、間違いなく、
人が大きく変わるきっかけになるはず。
これぞ、
アウトプット(=行動)の賜物ですね。
ちなみに、私の場合、
「こういうふうになりたい」
といった理想の姿と共に、
「こうはなりたくない」
という少しネガティブなイメージを、
あえて持つようにしています。
イメージとしてはいくつかあるのですが、
中でもトップに君臨するのは、
「自分は安全地帯にいながら、
他人を批判・攻撃する人間にだけはなりたくない」
というもの。
他人の言動に対して
(別に実害を受けていないにもかかわらず、)
心無い言葉を直接的または間接的に投げかけ、
自己満足する。
でも、自分自身は、
組織に守られているか、自ら行動を起こすことをせず、
なんらリスクを背負っていない。
もしも「じゃあ、あなたはどうなんですか?」と、
矛先が自分に向けられると、
あたかも指でつつかれたヤドカリの如く、
殻の中に引っ込んでしまう・・
みたいな感じでしょうか(笑)。
ネットの書き込みなんかもそうですが、
アドバイスならまだしも、
単なる自己満足による誹謗中傷は、
相手の可能性を潰すだけで、
何も生み出しません。
自分は安全地帯にいながら
そういうことをするのは、
大人気ないというか、格好悪いな〜
と思っています。
(まあ、大半の人は、
表面的かつ断片的な情報だけで
思い込んでいるだけなのでしょうけど・・)
そして、そうやって
「なりたくない自分」のイメージ
を強く持っておくことは、
自分自身が相手に対して
思わず(心無い言葉を)言ってしまいそうになった時の
制御機能を果たしますし、何より、
(スターウォーズ風に言うと 笑)
ダークサイドに堕ちそうになる(=負の感情に囚われそうになる)
のを、
ライトサイドに引き戻してくれる(=軌道修正する)働きがある
と考えています。
「なりたいイメージ」
と
「なりたくないイメージ」
とを、
併せ持っておくのもよいかもしれません。
*********************************
【本日のまとめ】
■ 「なりたくない自分」のイメージ
を強く持っておくことは、
自分自身がそうなってしまいそうな時の
制御機能を果たす。
■ 「こういうふうでありたい」
という理想の姿と共に、
「こうはなりたくない」
という、少しネガティブなイメージを
あえて持つようにしてはどうだろうか。