2018年10月23日

Vol.2164「“もう1人の自分”を意識していますか?」


昨日は

東京への日帰り弾丸(!)出張で、

S・Yワークス様主催のセミナーに参加。



日帰りだと

ほぼ移動時間に費やされるものの、


移動中は音声によるインプット&読書タイムになりますし、

セミナーでは上質な学びや気付きが得られましたし、

何より、来年に向けた具体的なアクション(←内容は未公開)

を起こすことができ、充実の一日でした!




昨日のゲスト講師は、

作家・石川真理子先生。



厳格な武家の娘として躾を受けた祖母と暮らし、

「人として、女性としての心得」を

女子の武士道として伝えるところから

石川先生の活動は始まり、

現在では、武家の生活文化を独自に学び、

経営に直結する武士道の執筆や講演活動をされています。


<おすすめ本>

『女子の武士道』(石川真理子 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/480091048X/


『仕事で活かす武士道』(石川真理子 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4862573665/



ご講演内容も素晴らしかったのですが、

個人的には、

質疑応答の中で出てきたお話の中に

ハッとさせられるところがありました。



以下に、

その一部を書き記します。




石川先生が、

祖母からの躾でまず思い出すのは、


▼ 背筋をいつでも伸ばしていること



▼ 決して暗い顔をしないこと


だそうです。



とりわけ

暗い顔をしていると、

「鏡を見て来なさい」

と、厳しく叱られました。



鏡は、そこに自分の姿が映るため、

「鏡を見させる」という指導には、


「常に自分を見つめる目を持ちなさい」


という意味があります。



そうやって自分の姿を見る習慣がつくと、やがて、

背中が曲がっているとか

表情が暗くなっているということを、

鏡を見なくても自分で分かるようになる

のだとか。



つまり、

常に自分を見つめ、自分がどういう状態かを把握する、


「もう一人の自分」


のようなものができてくるのです。



そして、このことは、

背筋や表情といった外見のみならず、

心の様相についても同じ。



人の心は常に移り変わるものですが、

いま、自分の心がどういう状態にあるかを

「もう1人の自分」がしっかりと見つめて、

その都度、修正しながら毎日を過ごすのが基本

だとおっしゃっていました。



当然、仕事にも通ずる話

だと思います。




ちなみに、弊社では、

(私を含む)全メンバーの机の上に

卓上鏡を置いており、

いつでも自分の表情が見れるようになっています。



もともとは

他のメンバーやお客様から

自分がどのように見えているのかを知り、

自分の表情を磨くことが目的だったのですが、


常に自分を見つめるこのやりかたは、

「もう1人の自分」をつくり出す上でも

理にかなっていたのですね。



新たな発見です(笑)。




・・常に自分を見つめる

「もう1人の自分」

を、意識していますか?


**********************************


【本日のまとめ】

■ 鏡で自分の姿を見る習慣が身に付くと、

  「もう一人の自分」のようなものができてくる。

■ いま、自分の心がどういう状態にあるかを

  「もう1人の自分」がしっかりと見つめて、

  その都度、修正しながら毎日を過ごすのが基本(とのこと)。




posted by 安野 広明 at 22:43| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする