2018年10月20日

Vol.2161「脳内世界”と現実世界”のギャップを埋めるために」


本を読んだり講演を聞いたりして

インプットすると、

脳内の情報や知識が増えます。



そして、

上質なインプットができた時には、

得をしたような、

なんだか自分がレベルアップしたかのような

錯覚を起こすものです。



実際、「読む」「聞く」といった

インプットを続けることによって、

「脳内世界」は変わっていくでしょう。



ただし、

仮に本を何百冊読もうと、講演を何十回聞こうと、

まったくアウトプットしなければ、

「現実世界」は何ひとつ変わりません。



ちなみに、ここでいうアウトプットとは、

本や講演会での学びや気づきを

人に話したり、感想を書いたり、

学んだ内容をもとに行動を起こしてみたり

ということ。



インプットだけでは

「現実世界」にアプローチできないのだから、

変わらないのは当然です。



むしろ、

アウトプットせずにインプットばかり継続し、

変わり続ける「脳内世界」と

まったく変わらない「現実世界」との間の

ギャップが大きくなるほど、


「自分が変われないことへのストレス」


に頭を悩まされることでしょう。



場合によっては、


「自分はいくら勉強しても変われない、ダメな人間だ・・」


と、負のスパイラルに陥る可能性すらあります。



それでは、せっかくの努力が

あまりにもったいない・・。




そこで大事なのが、

アウトプットの量。



アウトプットといった時に、

質が伴っていないからと

一歩を踏み出せない人が多いのですが、

とにかく最初は質より量で、

質にこだわる必要はありません。



自己成長は、アウトプットの量にこそ

比例するのです。



月に5冊本を読む人より、

1冊でも読んで、そこから得た学びや気づきを

アウトプットしている人の方が、

「現実世界」が変わり、成長していく。



そういうものだと思います。




「脳内世界」というのは、

言ってしまえば

自己満足の世界です。



そこにとどまるのは居心地がよい

のですが、

上記にも書かせていただいた通り、

勉強熱心であればあるほど、結果として、

「現実世界」とのギャップにストレスを感じることに

なりかねません。



「現実世界」を変えたいなら、

「書く」、「話す」、「行動する」

といったアウトプットの量を

意識してみてはいかがでしょうか。


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【本日のまとめ】

■ アウトプットせずにインプットばかり継続し、

  変わり続ける「脳内世界」と

  まったく変わらない「現実世界」との間の

  ギャップが大きくなるほど、

  「自分が変われないことへのストレス」

  に頭を悩まされるもの。

■ 自己成長は、アウトプットの量にこそ比例する。

■ 「現実世界」を変えたいなら、

  「書く」、「話す」、「行動する」

  といったアウトプットの量を

  意識してみてはどうだろうか。






posted by 安野 広明 at 19:50| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする