2018年10月12日
Vol.2153「くすぶる人生か?やり切る人生か?」
「勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし」
と言われるように、
「負ける」とか「うまくいかない」時には、
必ず何かしらの原因があるもの。
ですので、
「運が悪かっただけ」と、
うやむやにすべきではありません。
そして、大抵の場合、
その原因は、
「ほんの僅かな差」
だったりします。
言い換えれば、
準備段階や最終局面での「詰めが甘い」
ということ。
自分の中で
最後までやり切ることをせず、
「まあ、このくらいでいいか」
と手を抜いてしまうのです。
残念ながら、どんな仕事でも、
その都度、やり切らない人(=最後で手を抜く人)は、
経験値こそ上がれど、
成長はできません。
やり切った経験だけが、
次のステップへの糧になります。
まさに、
「神は細部に宿る」。
自分の中で確信が持てるまでやり切ったかどうか?
を自問自答しながら、
仕事に向き合いたいものです。
まあ、実際、
すべての仕事に対して全力投球
というのは、
相当なエネルギーを要しますし、
決して簡単なことではありませんが、
やり切った後には、
ほどよい疲れと充実感が待っているはず。
私(安野)自身、
「くすぶったような人生」よりも、
あたかも
ホセ・メンドゥーサ戦で真っ白に燃え尽きた矢吹丈
のような(笑)、
「やり切る人生」を送りたいと願っております。
・・自戒を込めて。
*************************************
【本日のまとめ】
■ 勝敗の差は、「ほんの僅か」であることが多く、
大抵の場合、準備段階や最終局面での「詰め」が原因。
■ 「くすぶったような人生」よりも、
ほどよい疲れと充実感の残る、
「やり切る人生」を送りたいもの。