2018年10月11日

Vol.2152「本業の定義が、仕事の範囲を定める」


昨日も

当ブログでご報告させていただいたように、

当社では、

『人を大切にする経営実践講座 全6回』(*)

を主催しています。


http://annokaikei.com/news/1356



半年かけて、

レクチャーあり、ワークあり、企業視察ツアーあり

という盛りだくさんの内容なのですが、

目的は、


「いい人財を集め、育てるためにも、

 関わるすべての人を大切にする

 魅力的な会社づくりを目指すこと」


です。



そして

魅力的な会社が増えることは、そのまま、

魅力的な地域づくりへと繋がりますので、

ひいては、この石見地方が、

(UIターンを含め、)いい人財が集まる地域になれば

という願いを持っています。




ではそもそも、なぜ、

会計事務所がこのようなセミナーを企画するのか?



それは、当社の場合、

本業の定義を、


「会計事務所」から「中小企業の経営サポート業」へ


と変更したことが大きいです。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1899「“会計事務所”から、“経営サポート業”へ」
http://bplan.seesaa.net/article/456571061.html



全国的に見ても、

人づくりをテーマに、

半年かけて、さらに企業視察ツアーまで行う講座

を主催している会計事務所はほとんど無く、


おそらく、当社でも、

一般的な「会計事務所」のイメージに囚われていたら、

この講座は実現しなかったでしょう。



しかし、本業が

「中小企業の経営サポート業」

だとすれば、

中小企業に元気になっていただくために

やれることはたくさんありますので、

イメージも、次から次へと沸いてきます。



そんな中で、

当企画が生まれたのです。



とりあえず1回開催してみて、

よい感触が得られたこともあり、

今後は、さらに価値を感じていただけるよう、

形を変えながら展開できれば

と思っています。



将来的には、当社において、

「あんの式月次決算書」「経営計画書」「人づくり」

が、サービスの3本柱になるかも!?




今回の経験を通じて、

本業の定義は、様々な形で

事業活動に影響を与える

と実感しています。



それが自己限定にならぬよう、

なおかつ、顧客のニーズと合致させるべく、

定期的に本業の定義を見直してみるのも

よいかもしれません。




そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 本業の定義は、様々な形で

  事業活動に影響を与えるもの。

■ 定期的に本業の定義を見直してみては

  どうだろうか。





posted by 安野 広明 at 20:37| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする