2018年09月07日
Vol.2118「自分の車(=人生)のハンドルを握ってますか?」
昨日は
「“みんな”や“ふつう”という抽象的な概念に囚われると、
物事の本質が見えなくなり、“自分の軸”を見失う」
という内容で書かせていただきました。
*ご参照下さい。
↓
Vol.2117「正体不明の“みんな”や“ふつう”に惑わされない」
http://bplan.seesaa.net/archives/20180906-1.html
今日はその続きです。
「自分の軸」を見失うとは、
言い換えると、
自分の意思で自分の人生を生きていない
となります。
それはあたかも、
自分の車なのに助手席に座り、
自分以外の他人がハンドルを握っているようなもの。
それでは、
他人(=世間の価値観等)に振り回される人生
になってしまうでしょう。
助手席に座っているだけだと楽ですが、
車がどこへ向かうか分かりませんし、
少なくとも私(安野)は、
そんな人生、まっぴら御免です。
もちろん
自分でハンドルを握って運転することには、
リスクを伴います。
ハンドル操作をミスすれば、
すべて自己責任。
居眠り運転なんてもってのほかです。
それでも、自分で運転し、
移り行く景色を眺める時の爽快感は、
何ごとにも代えがたいものがあります。
そして、
自分でハンドルをしっかりと握るために大切なのは、
「自分で考え、自分の意見を持ち、自分で決める」
という、ただそれだけ。
「な〜んだ、そんなことか」
と思われるかもしれませんが、
これだけ情報が氾濫し、
SNS等で常に他人とつながっている時代においては、
気を抜くと、
「自分で考え、自分の意見を持ち、自分で決める」
が、いつの間にか、
「思考が停止し、他人の意見に翻弄され、他人に依存する」
になってしまいがち。
実際、そんな、
他人に振り回される人生(=助手席の人生)
になっている人が多いのも事実です。
したがって、
「あっ、いつの間にかハンドルを手放していた!」
と気付いたら、
いったん立ち止まって(=停車して)、
自分と向き合う時間を設け(=運転席に乗換え)、
いまいちど
「自分で考え、自分の意見を持ち、自分で決める」(=ハンドルを握り直す)
ことを意識したいもの。
そのように考えています。
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【本日のまとめ】
■ 自分の車(=人生)なのに、助手席に座り、
他人(=世間の価値観等)に振り回される人生
になっている人は多い。
■ 自分でハンドルをしっかりと握るために大切なのは、
「自分で考え、自分の意見を持ち、自分で決める」
ということ。