2018年07月18日

Vol.2067「左官職人、挾土秀平氏からの学び」


昨日は、

慨・Yワークス様主催のセミナーに参加。



ゲスト講師は、

職人社秀平組代表の挾土(はさど)秀平氏でした。



挾土さんは、

大河ドラマ「真田丸」オープニングの題字(*)

を手掛けられたことで有名。


*これです。
   ↓
sanadamaru_daijiOL.jpg



それ以外にも、

「ザ・ペニンシュラ東京」、「洞爺湖サミット」、

「銀座WAKOウインドウディスプレイ」、「アマン東京」など、

天然の土と素材にこだわり、

モダンかつ斬新な壁づくりで、

数多くの作品を残されています。



私(安野)が最初に挾土さんを知ったのは、

NHKの「プロフェッショナル」という番組。



その時は、

昔ながらの左官職人にこだわらない

新しい手法にチャレンジされている姿が、

印象的でした。



ちなみに今回、お話を聞くに当たり、

事前に、ご著書を拝読したのですが、

これがまた素晴らしい。



挾土さんの感性や表現力や哲学に、

圧倒されっぱなしです。


<おすすめ本>

『ひりつく色』(挾土秀平 著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4879506168/



昨日は、懇親会や二次会でも

ご一緒させていただき、

本当にラッキーでした(笑)。




以下、セミナーでの学びを、

備忘録としてメモします。



▼ 弱い素材どうしを、絶妙な塩梅でつなげて鋼にし、

  100年、200年ともたせるのが、日本の美意識

▼ 時間と共に風化・劣化することによって、美しさが現れる → 人間と自然との融合

▼ 日本人ほど自然と会話できる民族はいない

▼ 過剰だけどシンプルなのが、本当のシンプル

▼ 日本の伝統が継承できないことに危機感を抱いている

▼ トップダウンできる企業でなければ面白くない → できなければ役場と同じ

▼ 大事なのは、風景 → 独自の風景をつくった市町村が残る

▼ ものづくりの良さ → 同じものが何回もできない方がいい

▼ まったく同じだと、価格競争になる

▼ ちゃんと伝統さえ踏まえていれば、科学の力を借りることもある → 使い分け

▼ 遠くから持ってくると、同じものしかできない

▼ 自分の身の回りにあるものだけでやる → 独特の文化を生み出す

▼ 自然に合わせるようにしたら、うまく行くようになった

▼ 哲学のないものづくりは認められない

▼ エコロジーの次は、ネイチャー

▼ 安い張りぼては、いつか分かるようになる

▼ 皮一枚でも、本質のことをやっていく

▼ 究極をつくっていたら、時代が答えを教えてくれるはず

▼ 本物の職人とは、自分の言葉を持っている人




いただいた言葉をヒントに、

自分なりに思考を深堀りし、今後、

当ブログでも書き記したいと思います。



ありがとうございました!






posted by 安野 広明 at 21:08| 島根 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする