2018年07月15日
Vol.2064「実力”がつくことの意味」
結果を出している人の姿を見て、
「あの人には実力がある」
と評したりしますが、そもそも、
「実力」とは何なのでしょうか?
この点について、
以前、ある方から、
「それは、持って生まれた才能ではなく、
他人からは見えない本人の努力が実”になった力”」
だと、
教わったことがあります。
つまり、「実力」とは、
普段から鍛えていた「力」が「実」になること
を意味するのです。
そのように考えると、
「あの人には実力がある」
は、
「あの人は力が実るよう、普段から努力している」
と言い換えることができます。
そしてこれは
逆もまた然りで、
普段の努力を怠っていれば、
「実力」がつくはずありませんよね。
当たり前ですけど・・
とはいえ、日々の努力自体は、
かなり地道だし、ごくわずかな成長
にしかつながりません。
目に見えた「実」(=成果)を得るまでには、
相当の時間を要するはずです。
そこで、「実」になるまで
諦めずに努力を続けた人は
「実力」を手に入れますし、
諦めた人は、
いつまで経っても「実力」がつかない・・
先天的な才能とは関係なく、
ただそれだけのシンプルな話
だと思ってます。
ということで、
「実力」をつけたいなら、
何か特別なことばかり追い求める
のではなく、
普段の地道な努力にこそ
目を向けるべきでしょう。
そして、その際には、
「準備」と「振り返り」を意識するのが効果的
だと考えています。
*ご参照下さい。
↓
Vol.2058「努力の成果を生み出す鍵は、“P”と“C”にあり」
http://bplan.seesaa.net/article/460424516.html
・・自戒を込めて。
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【本日のまとめ】
■ 「あの人には実力がある」は、
「あの人は力が実るよう、普段から努力している」
と言い換えることができる。
■ 「実」になるまで諦めずに努力を続ける人は、
「実力」を手に入れるし、
諦める人は、いつまで経っても「実力」が身につかない・・
ただそれだけの話。