2018年03月15日

Vol.1942「給与は、“会社”ではなく“お客様”から頂いている」


先日、とある経営者のお悩みを聞きながら

感じたことを、

以下に書き記します。




「社長と副社長との間には、

 副社長とパート社員以上に、意識の差がある」


と、よく言われます。



つまり、

その会社のトップなのか、そうでないのかで、


見えている世界や意識がまったく異なる


ということ。



おそらく、

1人でも社員を採用したことのある

社長経験者であれば、

ご理解いただけるでしょう。



そして、こればっかりは、


そのポジションに就き、逃げ場のないトップとしての責任を負った人


にしか分からない感覚。



ですので、

一般の社員が聞いてもピンとこないのは、

当然だと思います。



したがって、いくら社長が、


「自分はこんなに会社の将来や社員のために気苦労しているのに・・」


と嘆いたところで、

社員側には、その想いや苦労は

ほとんど伝わりません。



というか、むしろ、

多くの社員は

「会社のため」なんて考えていないし、


会社は存続して当たり前、

給与は毎月支払われるのが当たり前、

会社が傾いた時には、辞めればよい


といった感覚しか

持ち合わせていないはずです。



残念ながら、これが現実でしょう・・




私(安野)は、仮に

そういった社員がいたとしても、

「なっとらん!」

とか言うつもりはありません。



なぜなら、私自身、

サラリーマン時代には、


自分のスキルを磨くことばかりに集中し、

「会社のため」なんて考えもしなかったからです(汗)。




ただ、1つだけ、

社員さんに認識して欲しいことがあります。



それは、


「自分たちの給料は、お客様からいただいている」


という事実です。



会社というのは、ある意味、

お客様からいただいたお金を、

社員に給与として支払う「媒体」

に過ぎません。



「毎月の給与は、会社が支払いを保証してくれるもの」

ではなく、その先に、

お客様がいらっしゃるのです。



考えてみれば至極当然

なのですが、

この辺りを勘違いしている社員は、


平気でお客様との約束を破るし、

自己都合でお客様にご迷惑をおかけする


なんてことになりがち。



もしも、

その社員が個人事業主だったとしたら、


そんな顧客意識の低い仕事ぶりでは、

すぐに事業が立ち行かなくなる

のでしょうね。



それでもやっていけるのは、

会社が責任をとったり、

会社の信用に守られているから

に過ぎません。



私も、前の会社を離れてみて、


「当時は、自分が仕事することで、会社に貢献してあげている(?)

 ような感覚だったけど、

 色々な場面で、会社に守ってもらってたんだな〜」


と、今更ながらに感謝しております。




まあ、別に、

「会社のため」とか思わなくてもよいのです。



しかし、

「お客様のため」という意識は

社員1人1人が強く持つべきですし、


それが結果的に、

「会社のため」につながる

のではないでしょうか。




若かりしサラリーマン時代の私自身のこと

を棚に上げて書いていますが(汗)、


そうはいっても、

ある程度社会人として経験を積んだ人間であれば、

どこかのタイミングで

この意識を強く持てるようになれるかどうかが、


その社員にとっての

今後の成長に大きく影響してくる

ような気がしています。




そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ その会社のトップなのか、そうでないのかで、

  見えている世界や意識がまったく異なる。

■ 多くの社員には、

  「会社のため」といった感覚は無い(と思われる)。

■ ただし、

  「自分たちの給料は、お客様からいただいている」

  といった意識は、社員1人1人が強く持つべき

  ではないだろうか。









posted by 安野 広明 at 20:49| 島根 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする