2018年03月11日
Vol.1938「“名演出家”への道は、1歩ずつの積み重ね」
昨日は、
「経営者やリーダーは、
“演出家”としての技量を磨く必要がある」
と書かせていただきました。
*ご参照下さい。
↓
Vol.1937「“名経営者”は、“名演出家”である」
http://bplan.seesaa.net/archives/20180310-1.html
今日は、その続きです。
実は、私(安野)には、
「会社経営」とは別に、
「演出力」を磨くべく、
試みていることがあります。
それが、
「次世代リーダーの会」(*)です。
* http://annokaikei.com/leader
こちらは、
会費なし、縛りなしの、
メンバーの自主性に基づく勉強会
でして、
私が一方的に話すのではなく、
参加者が発表&意見交換するスタイル
をとっています。
まさに、1人1人が「主役」なのです。
既に5年以上、毎月開催していますが、
任意参加ということもあり、
定例会に、人数が集まることもあれば、
ほとんど集まらないこともある(汗)
といった感じ。
ただ、個人的には、
1ヵ月に1度、
メンバーと対話する時間(約2時間)の中で、
「自分自身を定点観測している」
ようなところがあって、
その場に向き合いながら、
「1ヵ月前の自分よりは、着実に成長できた」
と思えるかどうかを、
自己省察しています。
(いまのところ、毎月、成長できているはず!?)
それはさておき、
当会では、過去に6回ほど、
市内の若者向けに講演会を企画・運営してきました。
*ご参照下さい → http://annokaikei.com/leader
毎回の講師選びは、
代表の私が担っていますが、
それ以外の、
「集客」、「会場設営」、「司会」、(最初の)「挨拶」などは、
経験のためにも、あえてメンバーに割り振っており、
私は裏方に回って、
全体を俯瞰するよう心がけているつもりです。
そして、その際、
▼ ご来場者(毎回、約150名〜200名)への配慮、
▼ メンバー1人1人への配慮、
▼ 講師への配慮(← かなり重要)、
▼ 全体的な時間調整 等々、
毎回、目に見えないところで、
それなりに苦労しております(汗)。
ただ、同時に、
講演会の主催を通じて、
「演出家」としての技量が
かなり鍛えられてるな〜
と、感じるのも事実です。
これが「会社経営」の場合には、
講演会のような短期間のプロジェクト
とは異なり、
長い時間軸を持って、
演出に力を注ぐことができます。
とはいえ、それ故にマンネリ化し、
演出に対する意識が薄れてしまうことが多い
のも事実です。
この点をクリアできるかどうかは、経営者が、
「どんな舞台演出(=未来像)をイメージできているか?」
にかかってくるのでしょうね。
・・「名演出家」への道は、
1日1日、1歩ずつの積み重ね
だと思います。
「役者」としても「演出家」としても未熟な私は、
「会社経営」と「次世代リーダーの会」の両方で、
引き続き、
演出の技量を磨いていくつもり。
ちなみに、
今年も、6月に「次世代リーダーの会」主催で
講演会を開催します。
私は今回も、
「演出家」に徹する予定です(笑)。
講演会の詳細については、また後日、
当ブログでご案内いたしますので、
もうしばらくお待ち下さいませ!
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【本日のまとめ】
■ 講演会を主催すると、
「演出家」としての技量がかなり鍛えられる。
■ 「会社経営」において、
演出に対する意識を高く保てるかどうかは、
「どんな舞台演出(=未来像)をイメージできているか?」
にかかっている。
■ いずれにしても、
「名演出家」への道は、1日1日、1歩ずつの積み重ね
ではないだろうか。