2018年03月01日

Vol.1928「原理・原則の存在が、長期的な視点をもたらす」


以前、当ブログでもご紹介した

小西忠禮(ただのり)氏(*)は、


日本人として初めて

フランスの超名門ホテル「ホテル・リッツ・パリ」

で働いた後、


次なる夢を叶えるべく、

30歳を目前にしてリッツを去る決意

をされます。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1924「日本のフランス料理界の生きる伝説、小西忠禮氏からの学び」
http://bplan.seesaa.net/article/457162824.html



そして、退職する際、

小西氏が総料理長に伝えたという以下の言葉に、

私(安野)は痺れました。



ここから
  ↓
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「退職金もなにもいりません。ただ、ひとつお願いがあります。

 ここで働きたいという日本人がいたら、受け入れてほしいのです。


 1人、あるいは2人、日本人のために枠を設けていただけませんか。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  ↑
ここまで  


*『扉を開けろ』(高久多美男 著)より抜粋




当時は、日本人がリッツで働くなんて

信じられない時代。



その道を自ら切り開き、

日本人として信頼の基礎をつくった

ばかりでなく、さらに、


目の前の利益(=退職金)よりも、

後から来るであろう日本人

のことを考えてお願いされた


というのは、

本当に凄いと思います。



自分の中に、


「他者貢献の心」や「恩送りの精神」や「長期的視点」


などが備わっていなければ、

絶対に出てこない発言です。


(少なくとも、私には無理です・・汗)




ではなぜ、小西氏は、

30歳弱という若さで

そのような考え方を持っていたのか?



その答えは、

小西氏が単身でフランスに渡る前、

自分を戒めるためにつくった(以下の)10の原理・原則

の中にありました。



1.人生に近道はない

2.たぐり寄せる行動を取る

3.どんな時も前を向く行動力を持つ

4.全力で取り組む

5.何をやるにも舞台は世界だ

6.凡事徹底

7.とことん考えて天地自然の理に従う

8.本物を見続ける

9.損得ではなく、常に善意で生きる

10.必ず世のため人のために生きる



とりわけ、9、10あたりが、

上記の発言につながった

のではないでしょうか。



それにしても、世の中全体が

カネやモノで溢れていた時代に、


当時20代の小西氏が、

このような不変的な原理・原則を

まとめ上げたという事実にも

驚きです・・



と同時に、自分の中に

確たる原理・原則を持っておくことの重要性を、

改めて考えさせられました。




これを会社に置き換えると、

経営の原理・原則は、

すべて経営計画書(*)に明記されます。


* http://annokaikei.com/plan



当社においても、メンバー全員が、

経営計画書の原理・原則にのっとった

正しい言動をとるように努め、


目先の利益を追わず、長期的な視点で、


これからも

お客様や地域から必要とされる会社を

目指して参ります!




本日は、備忘録ということで。


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【本日のまとめ】

■ 自分の中に

  確たる原理・原則を持っている人は、

  目先の利益ではなく長期的な視点で

  行動できる。

■ このことは、

  会社に置き換えても同じ。

  会社の場合、

  経営計画書に原理・原則を明記する。









posted by 安野 広明 at 22:23| 島根 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする