2018年01月16日

Vol.1884「仕事の彼方に何を見つめていますか?」


どんな仕事であれ、

実際に、日々やるべき作業は

地味で単調なものです。



そして、そういった


単調なことをクオリティを下げずにやり続ける


のが、

真のプロフェッショナルだと考えています。




とはいえ、


「水は低きに流れ、人は易きに流れる」


というように、


世間からその道のプロ

と見られているにもかかわらず、


作業の単調さ故に、マンネリ化し、

やがて手を抜くようになり、

その仕事の先にお客様や数多くの関係者がいらっしゃること

すら忘れてしまう・・


なんて人もいます。



もし仮に、

形の上では「〇〇のプロ」と呼ばれながら、

上記のような(心の)姿勢で仕事をしている

とすれば、

真のプロフェッショナルとは呼べませんし、


何よりも、

信頼して任せたお客様が不幸

ですよね。




そこで参考にしたいのが、

過去のエントリ(*)でも紹介した、

「3人の石切り職人」の寓話。



(ここから)
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通りすがりの旅人から

「何をしているのか?」

と聞かれた時に、

1人目の男はこう答えました。


「この仕事で、暮らしを立てているんだよ。」



2人目の男は金槌を振る手を休めずに、こう答えました。


「どんな石切り職人にも負けない、

 この国で最高の石切り仕事をしているんだ。」



3人目の男はキラキラとした目で、こう答えました。


「大寺院を、つくっているんだ。」

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(ここまで)


*ご参照下さい。 
   ↓
Vol.349「“仕事の本質”を見据える」
http://bplan.seesaa.net/article/379369901.html



この寓話の中で、

1人目・2人目の男と、3人目の男には、

決定的な違いがあります。



それは、


自分以外の誰か(=上記で言えば、大寺院を利用する人々)のために仕事をしている


ということ。




つまり、

日々の作業は単調であったとしても、


その先にある、

「何のために働くのか?」

の「目的」の中に、


お客様を含めた、自分以外の誰かへの貢献


という要素が入っている

のです。




これを会社に置き換えると、


「経営理念」(=経営者の志)や「経営ビジョン」(=会社の夢)


が、「目的」に該当します。



ちなみに、当社では、


「たくさんのありがとうを集め、日本の中小企業を元気にする!」


といった経営ビジョン等を

「経営計画書」(*)に明文化すると共に、


毎日、朝礼の際に全員で唱和して、


会社(仕事)の「目的」を忘れたり、

無意識に目線が下がったりすることのないよう

心がけているつもりです。


http://annokaikei.com/plan




「どのような仕事をしているか?」


ではなく、


「その仕事の彼方に何を見つめているか?」


が、仕事の価値を定めます。



現在の職業に就いたからには、

誰もがその道のプロフェッショナル

として、


それぞれの仕事の先にある、

自分以外の誰かへの貢献(=目的)を、

意識し続けたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 日々やるべき業務は、ほとんどが地味で単調なものだが、

  そういった単調なことをクオリティを下げずにやり続けるのが、

  真のプロフェッショナルである。

■ そのためにも、

  それぞれの仕事の先にある、

  自分以外の誰かへの貢献(=目的)を、

  意識し続けたいもの。










posted by 安野 広明 at 22:49| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

Vol.1883「危機感”と“未来像”とは、2つでセット」


昨日は、


「時代」と「経営者」と「社員」のスピード感を合わせる、


とりわけ


社員のスピードアップ(=意識改革)を図る

ためにも、


社員と危機感を共有しなければならない


という内容で書かせていただきました。



本日は、その続きです。




社員の意識を変え、行動を変えてもらうためには、

もう1つの切り口があります。



それは、経営者が、

ワクワクするような「未来像」を語ることです。



ここでいう「未来像」には、

「社員」の未来像、「会社」の未来像、「事業」の未来像

の3つがあり、


いずれも言語化・明文化しておくことが

望ましいでしょう。



ここで、なぜ「未来像」なのか?


というと、もし仮に、

現在は厳しい環境下に置かれていたとしても、


この道を進んで行った先に

一筋の光(=未来像)が見えれば、

必然的に目線が上がるでしょうし、


時代に対応するための新たな取組み等も、


「なんとか頑張って乗り切ろう!」


というモチベーションにつながるはず

だから。



もしも、

危機感ばかり煽った結果、社員から


「この会社(業界)には将来が無い」


と見切りをつけられてしまっては、

本末転倒ですしね・・。




そういう意味では、

社員の意識を変える上で、


「危機感」と「未来像」とは、2つでセット


だと考えています。



ちなみに、この「未来像」は、

1度や2度、社員さんに語っただけでは、

ほとんど効果が無いでしょう。



経営者が、何度も繰り返し、

しつこくしつこく語りかけること

がポイントになります。



社内に浸透するまで、

2〜3年は覚悟しておいた方が

よいかもしれません。




そして、

そのためのツールとして活用したいのが、

「経営計画書」(*)です。


*ご参照下さい → http://annokaikei.com/plan



この点、当社でも、

「経営計画書」の作成サポートをしておりますので、


もしもご興味のある方は、

お問い合わせ下さいませ!



*お問い合わせ先 → http://annokaikei.com/contact


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【本日のまとめ】

■ 社員の意識を変える上で、

  「危機感」と「未来像」とは2つでセット。

■ 「未来像」を社内に浸透させるために

  有効なツールが、「経営計画書」である。









posted by 安野 広明 at 23:53| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月14日

Vol.1882「時代”と経営者”と社員”のスピード感を合わせるために」


「時代」のスピード感と、

「経営者」のスピード感と、

「社員」のスピード感とは、


まったく異なります。



たいていの場合、その順序は、


時代 > 経営者 > 社員


ではないでしょうか。



時代を先取りできる経営者は稀ですし、


経営者のスピード感が社員のそれより遅いとすれば、

会社経営がままならなくなるはず


だからです。



したがって、経営者は、

少しでも時代のスピード感に追いつけるよう、


アンテナを立て、変化を察知し、

対応策を練る必要があります。



それはあたかも、

高速道路の合流のようなもの。



本線(=時代)に合流するためには、

アクセルを踏んでそれなりに加速しなければ

スムーズに合流できません。



それと同じように、

会社経営も、あるタイミングで

意識的にアクセルを踏み込まなければならない

と思っています。




ただ、そうやって、

経営者のスピード感がアップした時に

問題になるのが、


「経営者」と「社員」のスピード感のギャップ


です。



仮に

経営者が高速道、社員が一般道を走っている

とすれば、

その差はどんどん広がってしまうでしょう。



そこで、

社員のスピードアップ(=意識改革)を図る

必要がある訳ですが、その際、


そもそもなぜ、社員のスピード感が遅いのか?


を考えなければなりません。



おそらく、それは、

現状への慣れや、変化に対する抵抗感

はもちろんのこと、

それ以上に、


「経営者」と「社員」の立場の違いから来る危機感のズレ


が大きな要因ではないでしょうか。



経営者は、

時代の変化に対応し、仕事を生み、

利益を出し続けなければ、

雇用を維持できないし、会社が存続できなくなる

というプレッシャーを

常に抱えています。



したがって、当然ながら、

高い危機感を持っているはずです。



これに対して、社員は、

ほとんどの人が

会社は当たり前に存続し、給料は払ってもらえるもの

だと考えています。



この危機感の差は、

かなり大きいですよね。



もちろん、

雇用を守るのは経営者の責任ですし、

時代に応じたビジネスモデルを構築し、

会社を存続させるのも、同様でしょう。



ただし、

いくら経営者が決定しても、

それを実行するのはあくまで社員です。



社員の意識が変わり、行動が変わらない限り、

会社としての存続は難しくなります。




そこで、経営者としては、

社員に危機感を持ってもらうための取組み

が欠かせません。



自分1人で突っ走るのではなく、

時には自らの速度を緩めて

社員のスピードに合わせ、

そこから共に加速していくイメージです。




では、どのようにして危機感を持ってもらうのか?



危機を煽り立てるだけだと、

社内が重たい空気になってしまいますよね。



実は、その際にも、

「未来会計」(*)を活用することができます。


*ご参照下さい → http://annokaikei.com/future



私(安野)は何度か

お客様の社員研修で「未来会計」を用いたことがありますが、

経営者と社員さんの(危機感を含めた)意識を合わせる上で、

非常に効果的だと感じました。



この辺りについて書き始めると、

かなり長くなってしまうので(汗)、


もしもご興味のある方は、

以下までお問合せ下さいませ!


http://annokaikei.com/contact


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【本日のまとめ】

■ 「時代」と「経営者」と「社員」のスピード感はそれぞれ異なり、

  たいていの場合、その順序は、

  時代 > 経営者 > 社員

  となる。

■ 経営者は、少しでも時代のスピード感に追いつけるよう、

  アンテナを立て、変化を察知しなければならない

  と同時に、

  社員のスピードアップ(=意識改革)を図る必要がある。

■ 経営者と社員さんの意識を合わせる上で、

  「未来会計」は非常に効果的ではないだろうか。









posted by 安野 広明 at 21:05| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする