2017年12月13日

Vol.1850「準備にも、“相手視点”を取り入れる」


私(安野)がセミナー講師をつとめる際、

いまでこそ、

多少はご評価いただけるようになりましたが、

昔は、散々なものでした。



忘れもしないのは、

監査法人に入所して2年目(=20代前半)。



とある上場会社の経理関係者(10名位)向けに


「連結キャッシュフロー計算書」


をテーマとした

セミナー講師をつとめた時のことです。



講師としてはデビュー戦だったにもかかわらず、

先輩から丸投げされ(汗)、


自分自身も、若気の至りで、

「まあ、何とかなるだろう」と勘違いして

挑んだ結果は・・惨敗。



約2時間、

準備してきた資料を読み上げるだけの、

退屈なセミナーとなってしまいました。



最後に先輩がフォローして下さったものの、

いま思い返しても

本当に恥ずかしいですし、


参加された皆さんの貴重な時間を

台無しにしてしまったな〜

という反省の念がこみ上げてきます・・。


(唯一、救いだったのは、

 その時に私が作り込んだ資料を、

 その後も参考としてご活用いただけたという点)




では、当時といまとで何が違うのか?

というと、

大きく異なるのが、「準備の仕方」です。



当時の私は、

セミナー資料の作成にばかり時間をかけてしまい、


それを参加者にどう伝えるか?

ということに関しては、

ほとんど時間をかけていませんでした。



つまり

準備をする段階で、

「相手視点」が無かったのです。



結果として、

資料は分厚いけれども、相手には伝わりづらい、

完全に自己満足型のセミナー

となってしまいました。


(まあ、士業系のセミナーでは、

 よくありがちなパターンなんですけど・・)




そして、

それなりに経験を重ね、

いまの私がセミナーをする際に意識しているのは、


「相手にどう伝わるのか?」


を深く掘り下げること。



表現の仕方や図の用い方などを

できる限り工夫し、


伝わりやすくするための準備は

徹底しているつもりです。



また、以前のような、

自己満足の資料作りはやめました。

(というか、ほとんどホワイトボードで説明します)




まだまだできていませんが、

目指したいのは、

難しいことを分かりやすく伝え、

参加者に価値を感じていただけるようなセミナー。



そのために、これからも、

しっかりと「相手視点」での準備を心がけたい

と思っています。




・・まあ、上記は、

セミナーの準備に関する

私自身の(恥ずかしい)経験談

ではありますが、


実は、セミナーに限らず、


「お客様を訪問する際の準備」



「会議をする際の準備」


に置き換えても同じです。



その準備の仕方が

「相手視点」になっているのかどうかは、


訪問時もしくは会議中の

相手とのコミュニケーションや

共有する時間の価値に

大きく影響を及ぼします。




「自己満足」的な準備で終わるのではなく、


「相手にどう伝わるのか?」


まで含めた

「相手視点」での準備に

時間をかけたいものです。





未熟な私は、

引き続き、精進いたします!


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【本日のまとめ】

■ 「セミナー」であれ「客先訪問」であれ「会議」であれ、

  「相手視点」での準備をできているかどうかは、

  相手とのコミュニケーションや

  共有する時間の価値に大きく影響を及ぼす。

■ 「自己満足」的な準備で終わるのではなく、

  「相手にどう伝わるのか?」まで含めた

  「相手視点」での準備にこそ時間をかけたいもの。










posted by 安野 広明 at 22:12| 島根 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする