2017年10月31日

Vol.1807「“やってくれない”が言い訳になってませんか?」


仕事をする中で、


相手が動いてくれない、言ってもやってくれない


なんてことはよくあると思います。



それは、

社内であれ、対顧客であれ、

同じでしょう。



もちろん、

諸々の事情によりそうなってしまうのは

分からなくもないのですが、


そういったことが頻繁に起こる、もしくは、

いつまでもその状態が続いている

とすれば、


いったん立ち止まり、

自分自身を振り返ってみた方がよい

かもしれません。



なぜなら、


「相手が動いてくれないんだから、

 自分にはどうしようもない・・」


といったように、


相手がやらない(行動しない)ことが、


「自分がやらない(行動しない)ことの言い訳」


にすり替わっている可能性があるからです。




大切なのは、

相手の行動を促すために、


▼ どういったアクションを起こせばよいか、

▼ 違う角度からアプローチしてみてはどうか、

▼ 目的や趣旨が伝わるように工夫してみよう、

▼ 上司など他者の力を借りてみてはどうか、


などといった発想。



少なくとも、

相手のせいにして、

自らの思考を停止しないことです。




・・人は、

自ら行動を起こす時ですら、

腰が重かったり、億劫なことがあるもの

なので、


自分以外の他人の行動を促す

となれば、


それ(=自分が動く)以上にエネルギーを要するのは当然

と言えましょう。



ただ、そうやって、


「どうすれば相手に動いていただけるのか?」


を真剣に苦悩する過程で、


思考の粘り強さが身に付いたり、

精神的に鍛えられたりするし、


また、それが相手を想ってのことならば、

いつしか相手にも伝わり、


長期的に信頼関係が強固になっていく


と考えています。


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【本日のまとめ】

■ 相手がやらない(行動しない)ことが、

  「自分がやらない(行動しない)ことの言い訳」

  にすり替わる場合がある。

■ 大切なのは、相手に動いていただくために、

  「自分はどう行動すればよいか」

  にフォーカスし、真剣に悩むこと。

■ 上記の過程において、

  思考の粘り強さが身に付いたり、精神的に鍛えられたりするし、

  長期的には、相手との強固な信頼関係へとつながるはず。











posted by 安野 広明 at 22:26| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

Vol.1806「目指したいのは、会計業界の石工(いしく)職人集団!?」


愛読書の『月刊致知』11月号に、

イースター島のモアイ像の修繕や

アンコール遺跡の復元など、


世界的な石工(いしく)として有名な

左野勝司氏のインタビュー記事が

掲載されていました。



ここでは詳細は割愛しますが、

左野氏は、

石を機械で切るのが世の常識となった現在でも、

手作業にこだわっていらっしゃるのだとか。



そんな左野氏のインタビューの中で、

特に印象に残ったのは、



「僕は数トンという巨大な石でもノミとハンマーで削ります。


 それだけ手間と時間はかかりますが、

 手作業は機械で切るのとは違って、

 肉眼では分からない石の目の流れを

 手の感触で読むことができるんです。


 最初にどこを叩けばいいか、

 その位置が分からないと石は叩けません。


 目の流れが掴めて初めて

 石が綺麗に割れるのですが、

 僕は見ただけでその目がどこかがすぐに分かります。」



という言葉。



いや〜、これぞ本物の職人、痺れます!



ちなみに、最近は、

ほとんどの人が石を機械で切るため、


石工の世界でも

「石の目」を読める人が少なくなっていることを

憂いていらっしゃいます・・。




そして、この記事を読んだ時、


「これってどんな業界にも当てはまるのではないだろうか?」


と感じました。



例えば、

われわれ会計業界に置き換えると、


「石の目」に当たるのが、

(お客様である)「経営者のお困りごとの一丁目一番地」


といったところでしょうか。



あたかも石が割れていくかのように、


そこさえ解消できれば、会社がよりよい方向へと動き出す


というポイントを、


会社の決算書をパッと見ただけで

「ズバリ、ここですね!」

と言い当てるようなイメージです(笑)。



今と比べて、昔は、

会計業界にも

そういうことのできる職人やプロフェッショナルが多かった

気がします。



まあ、だからと言って、

いまさら手書きで決算書をつくる必要はないのですが、


機械化によってあまりに便利になった結果、

パソコンから出力された決算書を

形式的・表面的にしか読まず、


多くの会計人の、

「石の目」を読み取る力が衰えている

ように思うのです。



これは、会計業界として、

由々しき問題ではないでしょうか?




このように、

あらゆる業界において、

機械化や効率化の弊害が起きています。




もちろん

時代の流れに逆らうのではなく、

ITなど、活用できるものは活用した方がよいでしょう。



そして、その上で、

次世代に残したい職人技は伝承していけるように、


現場で培った各人のノウハウや経験を

しっかりと社内で共有化すべきです。



そうすることによって、

社内(のメンバー)に、


「石の目」(=本質)を読み取る職人的なノウハウが蓄積されていく


のが理想だと考えています。




本日は、備忘録を兼ねて。


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【本日のまとめ】

■ 石工職人の左野氏は、

  石を見ただけで、「石の目」がどこにあるのかを

  見分けることができる。

■ どんな業界においても、

  「石の目」(=本質)を読み取る職人的なノウハウは

  伝承したいもの。

■ そのためにも、

  現場で培った各人のノウハウや経験を、

  しっかりと社内で共有化すべきではないだろうか。











posted by 安野 広明 at 23:11| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月29日

Vol.1805「商売繁盛の秘訣は、笑顔の余韻”を残すこと」


例えば、

映画を観た後、本を読んだ後、音楽を聴いた後

などに、

「感動の余韻」に浸ることができれば、


その映画や本や音楽に出会えて良かった・・


と、心から思えるはずです。



それと同じく、

人との出会いにも、

余韻というものがあります。



別れた後も、


「この人に出会えて良かった」

「この人とのご縁は大切にしたい」

「この人には、また会いたい」


と相手に心から思わせるような人は、


「余韻を残せる人」


と言えましょう。



そして、

私(安野)が過去に出会った

「余韻を残せる人」たちを観察すると、


▼ 謙虚である

▼ 笑顔が素敵

▼ 素直に受け入れてくれる

▼ 話しを聞いてくれる

▼ 勉強熱心

▼ 一所懸命な姿勢

▼ 気持ちよい挨拶

▼ 感謝を言葉にする

▼ 刺激をもらえる

▼ 気付きを与えてくれる


などの要素を備えていらっしゃいます。



上記の中でも、とりわけ

重要なものを挙げるとすれば、


「笑顔の余韻」


でしょうか。




たまに、

レジで接客する時だけ笑顔をつくり、

お客さんの支払いが終わった途端

真顔に戻る店員を見かけますが、

あれはいかがなものかと思ってしまいます。



本人からすれば

マニュアル通りやっているつもりなのでしょうけど、

こちらからすると、

まったく気持ちの込もらない笑顔は、

むしろ怖いし(汗)、悪印象・・。



でも、もしかすると、

その店員さんも、

最初は1人1人のお客さんに

気持ちを込めて笑顔で接客していた

のかもしれません。



それが、徐々に仕事に慣れていくうち、

やがて作業的になり、いつの間にか

機械的・マニュアル的な笑顔

になってしまった可能性はあります。




そのように考えると、

「人のふり見て我がふり直せ」

ではありませんが、


このことはどんな業種にも当てはまるはず。



社内の受付での接客もそうだし、

客先訪問時での態度もそうでしょう。



慣れてくると、

人は楽な方を選び、やがて、

心の込もらない機械的な接客(笑顔)になりがち

なのです。



しかし、それでは、

相手に余韻を残せないばかりか、


将来、真っ先にAI(人工知能)に取って代わられる存在

となってしまうのは、

想像に難くありません。




・・お店や会社のスタッフが、

お客様に余韻を残せるようになれば、


必然的に、その場の引力が強まるため、

そこに人が集まり、商売繁盛へとつながります。



まずは

相手に「笑顔の余韻」を残せるよう、

1人1人が努めたいものです。


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【本日のまとめ】

■ 人との出会いにも余韻というものがある。

■ お客様に余韻を残せるようになれば、

  その場の引力が強まるため、

  そこに人が集まり、商売繁盛へとつながるはず。  

■ まずは相手に「笑顔の余韻」を残せるよう、

  1人1人が努めたいもの。










posted by 安野 広明 at 20:34| 島根 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする