2017年08月02日

Vol.1717「AI(人工知能)と、どう向き合っていくか?」


昨日は、

社内木鶏会(=『月刊致知』を用いた社内研修会)

を開催しました。



今月号の致知の中に、

AI(=人工知能)についての記事があり、

社内木鶏会の社長総括で社員さんに伝えた内容(+α)を、

備忘録を兼ねて書き残します。


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AIについては、

「第三次人工知能ブーム」

と呼ばれるほど、

様々なメディアで取り上げられていますので、


2010年にディープラーニング(=深層学習)が開発され、

2045年にはシンギュラリティ(=人工知能が人間の能力を超える事象)が起きる


と言われていることは、

ご承知の通りだと思います。



私(安野)自身は、

AIについて詳しい訳ではありませんが、

これから先、

どのようにAIと向き合っていくのかは、

真剣に考えなければなりません。



特に、われわれのような会計業界は、

これから5〜10年の間に、

激変せざるを得ないでしょう。



10年後には、9割以上の確率で、

会計事務所職員の仕事が無くなる(=AIに取って替わられる)

という論文が発表されたり、


会計事務所の数は10年後に10分の1になる

とも言われていますので・・。



私自身、数年前にこのことを聞いた時には、

「そんなバカな・・」

と思いましたが、よくよく考えると、


スマートフォンにしても

この5〜6年の間で一気に普及し、

いまでは持っているのが当たり前。


人々の生活スタイルが大きく変わりました。



この事実から推測するに、

10年先に業界が様変わりしていたとしても、

何ら不思議ではない、

いやむしろ、

「このままではヤバい!」

という危機感を抱いているのが現状です。




ではどうするのか?というと、


AIと戦っても勝てるはずがないし、

世の中の大きな流れに逆らっても仕方ないので、


AIのプラス面に目を向けて、

自社に取り入れ、業務効率化に生かすこと

だと思っています。



その上で、


「人間にしかできないこと」


を追求していくしかありません。



今回の致知の記事でも、

東京大学教授の柳川範之先生が

同じようなことをおっしゃられていて、

私としても

確信を得られた気がしています。




そして、

「人間にしかできないこと」の1つが、


(単なる数値分析ではない、)「数字の教育」。



人に何かを教える際には、

必ず感情のやりとりが生じ、

そこの領域(=教育)をAIで代替するのは難しいはず

だからです。



仮に、Web学習のようなやり方があるとしても、

とりわけ多忙な毎日を送っている

中小零細企業の経営者の方々が、

自ら画面を睨んで学習されるなんてことは

考えにくいでしょう。



これに関しては、数年前、

弊社でもWebでの情報発信(=コンテンツ配信)

に取り組んだことがあり、

ほとんどご利用いただけなかった・・

という苦い経験がございますので、

身を持って理解しております(汗)



やはり

できるだけ対面で、

感情をぶつけながら数字を教育する、


この領域は

「人間にしかできないこと」

であり、今後、

突き詰めて行くべきところ

ではないでしょうか。



ちなみに、弊社の場合、

そのための戦略(=方向性)として、


「あんの式月次決算書(未来会計を含む)」



「経営計画書」



「社員力」


を3本柱として掲げ、

取り組んでいるつもりです。




・・同じく、今月号の致知の記事で、

大和証券グループの鈴木茂晴顧問の言葉に、


「人よりも先に取りかかっておくと、

 失敗しても遅れをとらない」


とありますが、


先送りを避け、早目早目に動き出し、徹底する


ということを

スピード感を持ってしていかなければ、

本当にマズイ時代になっている(=手遅れになる)。



それだけは

間違いないと思います。


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【本日のまとめ】

■ これから先、どのようにAIと向き合っていくのかは、

  真剣に考えなければならない。

■ AIのプラス面に目を向けて、

  自社に取り入れ、業務効率化に生かすこと、

  その上で、

  「人間にしかできないこと」

  を追求する必要があるのではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 23:24| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする