2017年06月23日

Vol.1677「“しるし”の違いを受け入れるということ」


薬師寺執事で僧侶の大谷徹奘(てつじょう)氏によると、

人の心をつくっているものの一番の基は、


「体験」や「経験」の「験」という字


なのだとか。



この一字で、

「しるし」と読みます。



わたしたちは、

様々な体験や経験をすることで、


真っ白な心に「しるし」を付けながら生きている


のです。



おそらく

人の価値観や常識というのも、

この「しるし」によって形成される

のでしょう。




そして

自分に付いた「しるし」と異なる人に出会うと、

イライラしたり、腹が立ったり

することがあります。



「あの人はなんでこんなこともできないんだろう?」

「あんな態度をとらなくてもいいのに・・」

「あの人には何度言っても分からない!」


みたいな感じで。



ただ、実際には、

その人が悪いとかどうとかではなく、


これまでに付けてきた「しるし」の違い


に過ぎません。



また、

長年に渡って身に沁みついた「しるし」は、

いまさらそう簡単に変えられるものではない

というのも事実です。



にもかかわらず、

自分の「しるし」に合わない部分を相手の欠点とみなしたり、

異なるところばかり見つけて否定していたら、

コミュニケーションが円滑にいくはずがありません。




したがって、まずは


お互いの「しるし」の違いを受け入れる、


そういう視点を持てるといいな〜

と思っています。



その人にとっての常識(=「しるし」)は、

相手から見たら常識とは限らない

のですから・・。




本日は、短めで。


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【本日のまとめ】

■ 人の心をつくっているものの一番の基は、

  「体験」や「経験」の「験」(=「しるし」)という字である。

■ お互いの「しるし」の違いを受け入れることができれば、

  コミュニケーションが円滑に図れるのではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 22:47| 島根 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする