2017年05月16日

Vol.1639「“新”に挑むことで、活路を見い出す」


昨日の夜は、

益田市倫理法人会主催の『倫理経営講演会』

に参加。



講師は

一般社団法人倫理研究所参与の井上茂勝氏で、

テーマは

「大転換の時代 〜“新”に挑む〜 」

でした。




私(安野)が特に印象に残ったのは、

「新」についてのお話し。



新しくなるというのは、

「別のものに変わっていくこと」ではなく、

復帰、還元、復古などのように、

「もとにかえること」

を意味するのだそうです。



この「新」に挑む経営についてのお話しを拝聴しながら、

「なるほどな〜」と考えさせられた

と同時に、


当社の進もうとしている方向性はおおむね間違っていない(!)


と、勝手に解釈しました。




というのも、私は、

中小零細企業がこれからの時代を生き抜くために、


手間暇かかる、面倒くさい系のアナログ的な仕事を、

ライバルや大手が真似できないレベルに深く掘り下げること、


そして、そこに


AI(人工知能)には真似できない人間臭い感情や想いを乗せること


によって活路を見い出せるのではないか

と思っています。



これは、ある意味、

ひと昔前(昭和時代)の仕事のスタンス

であり、あたかも

時代をもとにかえすような感覚です。



また同時に、

デジタル化や効率化に慣れ過ぎた現代人が

ないがしろにしていることでもあります。



もちろん、

当時とまったく同じ仕事内容ではなく、

お客様からは見えない社内の作業部分は、

最先端のソフトウェアツール等を活用し、

徹底的なデジタル化・効率化によって

作業時間を減らすための努力は必要不可欠。



その人・その会社にしかできないお客様対応はアナログ化し、

誰にでもできる作業はデジタル化する


といった感じでしょうか。




さらに抽象度を上げて例えるなら、

螺旋階段をグルッと一周回ったようなイメージです。



すなわち、階段を


上から見たらもとと同じ位置(=やっていることはひと昔前と同じ)に見えるけれども、

横から見たら高い位置に昇っている(=作業効率や生産性のレベルは格段に上がっている)


ということ。




一見すると非合理に見えるかもしれませんが、


アナログ的な仕事による差別化こそが、

価格競争に巻き込まれず、かつ、独自の付加価値を生み出せる


という意味で、

(長期的に見れば)合理的ですし、


これこそが中小零細企業にとっての「新」ではないか

と考えています。




ということで、

今後も、当社ならではの「新」に

挑んで参る所存です。


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【本日のまとめ】

■ 新しくなるというのは、

  「別のものに変わっていくこと」ではなく、

  復帰、還元、復古などのように、

  「もとにかえること」を意味する。

■ その人・その会社にしかできないお客様対応はアナログ化し、

  誰にでもできる作業はデジタル化する

  という発想が、

  中小零細企業にとっての「新」ではないだろうか。









posted by 安野 広明 at 19:30| 島根 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする