2017年04月29日

Vol.1622「リーダーに求められる、“第三者視点”」


世の中を眺める際、


「いま、どの視点で見ているのか?」


を意識することは重要だと思います。



ここでいう視点には、


「自分視点」、「相手視点」、そして「第三者視点」


の3つがあって、


1つ目の「自分視点」は、


自分以外の周りが見えない、考えていない状態


を意味します。



この視点の人は、

自己満足に浸っていることが多く、

自ら行動を改めようとはしませんし、

他者からアドバイスを受けても

自分の行動を変えることができません。



逆に、周りからのアドバイスに反発し、

孤立する可能性すらあります。




次の「相手視点」は、


自分の行動によって相手がどう感じるのか、相手からどう見えているのか


という、相手の立場に立って考えることのできる状態

を意味します。



この視点が身に付けば、

相手を思いやり、

仕事でもプライベートでも

良好な関係を築けるでしょう。



ただし、「相手視点」の場合、

当事者以外の周りが見えず、


周囲の人からどのように映っているかが分からない


という問題点があります。



例えば、

顧客第一主義を謳っている会社であれば、

「相手視点」を持つ現場スタッフは

お客様に尽くそうとするはずです。



それが適度であればよいのですが、

過剰なサービスでコストがかかり過ぎてしまうと、

会社としては赤字になることもあり得ますし、

何を優先すべきか判断できなくなったり、

場合によっては、

お客の言いなりになってしまうかもしれません。




そこで、

次の「第三者視点」が必要となります。



これは、

自分が誰かにしていることを


相手だけではなく、周りがどう見ているか、周りにどのような影響を与えるか


も含めて考えることができる状態

を意味します。



客観的かつ冷静に状況を見つめる

「もう1人の自分」が存在する、

そんな感覚です。




実はこの、

「相手視点」と「第三者視点」の間が、

従業員側と経営側とを分ける境界線

だったりします。



先ほどの例で言えば、

「相手視点」だけでは、

採算度外視で相手のために尽くしてしまうところ、


「第三者視点」の人は、

全社的な採算やお客ごとのバランス、

はたまた、これから先の自社の方向性等を踏まえた上で、

いま何をすべきかを冷静に判断できる訳です。




「自分視点」 → 「相手視点」 → 「第三者視点」


となるに連れて、

視点が高くなり、見える範囲が広がっていく、

あたかも、

カメラをズームアウトする、引いて撮る

ようなイメージでしょうか。




まずはこういった

それぞれの視点があると認識すること。



そして

「思考のレンズ」のズームインまたはズームアウトによって

視点を切り替えられるようになれば、

世の中の見え方が変わり、

加速度的に成長できるはずですし、


少なくともリーダーになる人には、

「第三者視点」が必要不可欠だと考えています。


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【本日のまとめ】

■ 世の中を眺める視点には、

  「自分視点」、「相手視点」、そして「第三者視点」

  の3つがある。

■ 「相手視点」と「第三者視点」の間が、

  従業員側と経営側とを分ける境界線。

■ リーダーになるには、

  「第三者視点」が必要不可欠である。











posted by 安野 広明 at 22:23| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする