2017年04月27日

Vol.1620「“分かりやすさ”への慣れは、思考停止を生み出す」


いまの世の中、

テレビやインターネットから流れてくる情報は、

「〇〇すれば大丈夫」「〇〇してはダメ」「〇〇が正解」

というような、

単純化・具体化されたものが多いと感じます。



いわゆる

「分かりやすさ」を重視した、

大衆迎合的な情報です。




確かに、それを知ることによって

得られるメリットもあるのでしょう。



しかし、

「分かりやすさ」に慣れ過ぎてしまうと、

自分の頭で考えることを省略し、


「手っ取り早く答えを見つけ出そう、教えてもらおう」


とする人が増えるのも事実です。



そして


「誰かに答えを教えてもらおう」


という思考から抜け出せない人は、

考える力が弱くなり、やがて

思考停止状態に陥ります。



実は、この

思考停止というのが非常に厄介。



人々から想像力を奪い、視野を狭め、

結果として、


自己中心型、依存型、他責型の人間を生み出す


ことにつながるからです。



おそらく、そういう人は、

10年後にはAI(人工知能)に取って代わられる

のでしょうね・・。




だからこそ、

業務時間中のみならず、常日頃から、

(日記なり読書なりで)自分と向き合い、

考える習慣を身に付けることは重要ですし、


すぐに具体的な答えを求めるのではなく、

(仮に抽象度の高い内容であっても、)


自分なりに解釈や意味付けする姿勢、


もしくは、


受け身で「教えてもらう」のではなく主体的に「学び(感じ)とろう」とする姿勢


こそが大切ではないか

と思う、今日この頃。





・・西部地区の新入社員合同研修で

20代前後の若者と接し、

そんなことを痛切に感じました。


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【本日のまとめ】

■ 「分かりやすさ」に慣れ過ぎてしまうと、

  自分の頭で考えることを省略し、

  「手っ取り早く答えを見つけ出そう、教えてもらおう」

  という人が増える。

■ 思考停止は、

  人々から想像力を奪い、視野を狭め、

  結果として、

  自己中心型、依存型、他責型の人間を生み出す。

■ 受け身で「教えてもらう」のではなく

  主体的に「学び(感じ)とろう」とする姿勢

  が大切ではないだろうか。











posted by 安野 広明 at 16:22| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする