2017年04月07日

Vol.1600「“考えるな、感じろ!”の本質とは」


カンフー映画で有名な俳優

故ブルース・リーの名言に、


「Don't think, feel!」(=考えるな、感じろ!)


があります。



この言葉は、禅問答が元になっていて、

表面上の言葉や現象に囚われるのではなく、

真実を見据えることの大切さ

を意味しているそうです。



上記のセリフが登場する

映画『燃えよドラゴン』が制作された1970年代当時、

世の中の多くの子供たちは

ブルース・リーに憧れ、

カンフーごっこをしてみたり、

「考えるんじゃない、感じるんだ!」と、ものまねしてみたり

したんじゃないかと思います(たぶん)。



私(安野)はタイムリーに映画を観た訳ではありませんが、

それでも、初めてDVDを借りて観た時には、

直感で体を動かして敵を倒しまくるブルース・リーの姿に、

かなり魅了されました・・。




ただ、

ブルース・リーの影響を受けてかどうかは分かりませんが(笑)、

たまに、


「自分は、(考えるのではなく、)己の直感のみを信じて生きていく」


的な発言をされる人がいらっしゃる

のには驚きます。



まあ、気持ちは分からなくもないのですが、

おそらく、

直感だけで成果を上げられるのは、

ごく一部の天才だけでしょう。



そもそも、ブルース・リーのように

直感で勝負できるということは、

その前提として、充分な知識や経験が必要なはず。



つまり、一流の人たちは、

考えていたらどうすればよいか分からなくなってしまうくらい

知識や経験が豊富にあるからこそ、

感覚に従って動いているのです。



言い換えれば、

日頃から、考えに考え抜いて、

知識や経験を深め続けた人だけが、

「直感の域」に達するということ。



この点を抜きに、

「考えるな、感じろ!」

の言葉面だけをとらまえて、

「そうか、あまり深く考えない方がいいんだ!直感でいこう!」

と解釈してしまうと、むしろ

思考力や想像力の低下をもたらしてしまうでしょう。



それで勝負に勝てたり、

成果を上げられるとは、

とても思えません。




したがって、

ブルース・リーのような(!?)直感の世界にたどり着くためにも、

日々、泥臭く・粘り強く考える習慣を

身に付けることが大切ですし、

私自身も、

当ブログ等を通じて、

思考の鍛錬を積み重ねていきたい

と考えています。


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【本日のまとめ】

■ 直感で勝負できるということは、

  その前提として、充分な知識や経験が必要である。

■ 直感の世界にたどり着くためにも、

  日々、泥臭く・粘り強く考える習慣を

  身に付けることが大切ではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 22:54| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする