2017年04月04日

Vol.1597「好きな仕事だけやりたいという妄想」


仕事をする上での「好き嫌い」というのは、

たいていの場合、


「いまの自分にとって都合がよいか否か」


でしかありません。



したがって、

自分の好き嫌いで仕事を選んだり、

苦手な人を避けたりしている限り、

その人は、そこから先のステップへは成長できない

と思います。



たまに、


「自分は、好きな人たちと好きな仕事をしている」


などと、メディアやSNSで公言する人がいらっしゃいますが、

そういう人は、陰ながら、

「好きになるための努力」

をされているはず。



つまり、最初は

「嫌な仕事(苦手な人)だな〜」

と感じても、

そこから逃げずに向き合い、

自分にできる範囲を徐々に広げることで、

その仕事の楽しさが分かるようになったり、

相手のよい面が見えるようになったりして、

結果的に

「好きな仕事、好きな人」

と言えるようになるのです。



そういった努力の側面

に目を向けることなくして、


「自分も、好きな人と好きな仕事だけやりたい」


などと妄想・勘違いし、

与えられた仕事を拒んだり、

「あの人は苦手だから」と相手を選んだりなど、

自ら仕事の範囲を制限してしまうのは、

いかがなものでしょうか。



実際には、(上記に書いたとおり、)

好きな仕事を選んでいるようで、

自分に都合のよいことを言っているだけですし、

「楽な方に流されている」

のと何ら変わりません。



そして、そうやって

楽な方に流され続けた人は、

できることが増えず、視野も狭くなり、

やがて

何かに依存しなければ生きていけない依存型の人材(人在・人罪)

になってしまうかも!?




いまは苦手(嫌い)と感じる仕事や人に対して、

(多少なりとも)好きと思えるようになった時こそが、

その人の中で一皮むけた時

なんだと考えています。


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【本日のまとめ】

■ 自分の「好き嫌い」というのは、

  たいていの場合、

  「いまの自分にとって都合がよいか否か」

  でしかない。

■ いまは苦手(嫌い)と感じる仕事や人に対して、

  (多少なりとも)好きと思えるようになった時こそが、

  その人の中で一皮むけた時

  と言えるのではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 23:32| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする