2017年02月10日

Vol.1544「自分という人間をつくる“2つの環境”」


前リッツ・カールトン日本支社長の高野登氏は、

アメリカでのホテル修業時代に、

あるメンター(師匠)から


「あなたの食生活を見れば、あなたの健康状態が分かり、

 あなたの周りの友達を見れば、

 あなたの人間性が分かるものだ。」


と言われたそうです。



さらに、


「あなたの食べるものが、あなたの身体をつくる。

 あなたが読む本が、あなたの思考を深くする。

 あなたが出会う人が、あなたの情緒を豊かにする。

 あなたが立ち向かう艱難が、あなたの強さをつくる。

 あなたが向き合う悲しみが、あなたの優しさを育む。


 あなたが置かれた環境と、あなたが選ぶ環境の

 両方の中で、あなたという人間ができていく。」


と続きます。


*『おもてなし日和』(高野登 著)より抜粋



私(安野)は初めてこの言葉に触れた時、

とても感銘を受け、

メモ帳に書き写しました。



いま読んでも、

本質をついた言葉だと感じます。



中でも心に留めておきたいと思ったのは、


「あなたが置かれた環境と、あなたが選ぶ環境の

 両方の中で、あなたという人間ができていく。」


という箇所。




「(あなたが)置かれた環境」

には、ある意味、

宿命的、不可抗力的な側面が存在する

のに対して、


「(あなたが)選ぶ環境」

というのは、本来、

すべて自己責任のはずです。



しかしながら、実際には、

「置かれた環境」と「選ぶ環境」の線引き

を曖昧にして、

思い通りにいかない現実を、

すべて環境のせいにしている人が

多いような気がします。



なぜそうなってしまうのでしょうか?



おそらくたいていの場合は、

自分の中に、


環境を選ぶための判断基準が無いから


だと思います。



それ故に、

周囲に流されたり、

なんとなくの惰性で選択したりしているうちに、やがて

他責思考に陥ってしまうのです。



では、どうすれば

判断基準を生み出せるのか?



この点に関しては、


将来ありたい姿やビジョンや目標や志を描くこと


に尽きると考えています。



ありたい姿や目標が定まっていれば、

食べるものにしろ読む本にしろ会う人にしろ、

その目標に少しでも近づけるような環境を

意識的に選択する(=そのような判断基準が持てる)はず

だからです。




人は誰でも、いつからでも、

自らの環境を選び直し、変えていくことができます。



そのためにも、まずは、

日々、自分がどんな環境を選んでいるのか、

いまいちど見返したいものです。




本日は備忘録を兼ねて。


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【本日のまとめ】

■ 自分という人間がつくられていく上で、

 「置かれた環境」と「選ぶ環境」の2つの環境が、大きく影響している。

■ とりわけ「選ぶ環境」については、

  自分の中に判断基準を持ち、

  自己責任において選んでいるかどうかが重要である。






posted by 安野 広明 at 23:07| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする