2016年11月26日

Vol.1468「苗木を植えながら考えたこと」


先日、植物の苗木(3年もの)を植える機会があったのですが、

その際、支柱を立てて

支柱と植物を紐で結びつける作業を行いました。



そうすることで、

植物がまっすぐ伸びると同時に、

風害や病害虫の影響を受けにくく元気に育つ

そうです。



実は、すぐ近くに、

枝葉がバラバラな方向に伸びて

自然のままに育てられた(放置された!?)植物があったので、

せっかくだからと

そちらにも支柱を差し、紐で括ろうとしたところ、

やはり、伸びきった枝葉を

同じ方向に揃えようとするのはなかなか難しく、

こういうこと(=結びつける作業)は、


苗木の段階でやっておかないと意味が無いな〜


と感じました。



まあ、やったことがある人にとっては

当たり前のことかもしれませんが、

実際に自分でやってみて、

痛感した次第です。



そして、これはある意味

人の成長も同じで、

ある程度の年齢を重ね、

価値観や固定観念や習慣が凝り固まった人たちの

方向性を揃えようとするのは、至難の業。



以前、弊社の特別講演会でお世話になった

(株)植松電機の植松努さんが、


「一度曲がったものを元に戻そうとするのは

 時間と労力がかかるし、ほとんど不可能。


 だからこそ、これから伸びていく子供たちに向けて

 積極的に講演活動をしている。」


といったニュアンスでお話しされたことを

思い出しました・・。




また、同時に、

私(安野)が感じたのは、


苗木の段階でどのように紐を結ぶのか、すなわち、

どういった枠組みの価値観を植え付けるのかは、

その人の将来の成長に大きな影響を及ぼしますし、

そう考えると、


育てる側の責任は重大だな〜


ということ。




さらに、最初から

特定の価値観でガチガチに縛るのではなく、あたかも

支柱と植物を結びつける時に

茎が成長し、太くなるのを想定して少し緩めに結ぶ

のと同じように、

その人の長所や可能性を変に奪わないよう、


柔軟性のある縛り方をしなければいけないな〜


とも感じました。



まあ、そんなこと考えながら

苗木を植えているのは、

私だけかもしれませんけど・・。




以上をまとめると、

植物であれ人であれ、

よい方向に育ってもらうためには、

育てる側の姿勢がなにより肝心であり、

その中でも重要なのが、


初期の段階で、(柔軟性を備えつつも)

ある程度の方向性や枠組みを固める


ということでしょうか。



もちろん

自然のままに枝葉の伸びた植物も、

それはそれで存在価値はあると思いますが、


組織全体として力を結集するならば、

「支柱」(=理念、ビジョン、価値観)と「植物の結び付け」(=価値観の共有、方向付け)は

必要不可欠のような気がしています。


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【本日のまとめ】

■ 植物であれ人であれ、

  育てる側の姿勢がなにより肝心であり、その中でも重要なのが、

  初期の段階で、(柔軟性を備えつつも)ある程度の方向性や枠組みを固めること

  である。

■ 組織全体として力を結集するためには、

  「支柱」(=理念、ビジョン、価値観)と「植物の結び付け」(=価値観の共有、方向付け)が

  必要不可欠ではないだろうか。









posted by 安野 広明 at 23:29| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする