2016年11月27日

Vol.1469「“変化の連続”が“永遠”へとつながる」


西洋では、

石や煉瓦で建造物をつくるため、

一度建ててしまえば、それが半永久的に残ります。



そんな風土も関係してるのでしょう、

ヨーロッパの文化において「永遠」とは、


「変わらないこと」や「強固なこと」


と捉えられるそうです。



これに対して、

木造建築が主流の日本においては、


「変化すること」「更新すること」「流れること」


などを前提に、

「永遠」が議論されてきたと言われます。



伊勢神宮が1300年以上に渡って

20年に1度の遷宮を繰り返してきた事実からしても、

そのことがうかがえるでしょう。



*ご参照 → 『記憶の森を育てる』(茂木健一郎 著)




ともするとわれわれは、

「いま」という時間が「永遠」に続くかのような錯覚を起こしたり、

自社が「永遠」に続くことを望んだりしますが、


そもそも日本人にとっての「永遠」とは、

「変化」「更新」「生成」などを意味し、

そしてそのことを理解しておけば、きっと、


安易な「安定」ではなく、変化を起こすための「挑戦」


を選択できるような気がしています。




「永遠」とは、ただ単に

「いまの状態が続くこと」

ではありません。



「変化の連続」こそが

「永遠」へとつながります。



そのことを頭に置いて、

積極的に変化を起こしていきたいものです。




本日は、備忘録を兼ねて。。。


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【本日のまとめ】

■ 日本人にとっての「永遠」とは、

  「変化」「更新」「生成」などを意味する。

■ 「永遠」とは、ただ単に「いまの状態が続くこと」ではなく、

  「変化の連続」である。










posted by 安野 広明 at 20:35| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月26日

Vol.1468「苗木を植えながら考えたこと」


先日、植物の苗木(3年もの)を植える機会があったのですが、

その際、支柱を立てて

支柱と植物を紐で結びつける作業を行いました。



そうすることで、

植物がまっすぐ伸びると同時に、

風害や病害虫の影響を受けにくく元気に育つ

そうです。



実は、すぐ近くに、

枝葉がバラバラな方向に伸びて

自然のままに育てられた(放置された!?)植物があったので、

せっかくだからと

そちらにも支柱を差し、紐で括ろうとしたところ、

やはり、伸びきった枝葉を

同じ方向に揃えようとするのはなかなか難しく、

こういうこと(=結びつける作業)は、


苗木の段階でやっておかないと意味が無いな〜


と感じました。



まあ、やったことがある人にとっては

当たり前のことかもしれませんが、

実際に自分でやってみて、

痛感した次第です。



そして、これはある意味

人の成長も同じで、

ある程度の年齢を重ね、

価値観や固定観念や習慣が凝り固まった人たちの

方向性を揃えようとするのは、至難の業。



以前、弊社の特別講演会でお世話になった

(株)植松電機の植松努さんが、


「一度曲がったものを元に戻そうとするのは

 時間と労力がかかるし、ほとんど不可能。


 だからこそ、これから伸びていく子供たちに向けて

 積極的に講演活動をしている。」


といったニュアンスでお話しされたことを

思い出しました・・。




また、同時に、

私(安野)が感じたのは、


苗木の段階でどのように紐を結ぶのか、すなわち、

どういった枠組みの価値観を植え付けるのかは、

その人の将来の成長に大きな影響を及ぼしますし、

そう考えると、


育てる側の責任は重大だな〜


ということ。




さらに、最初から

特定の価値観でガチガチに縛るのではなく、あたかも

支柱と植物を結びつける時に

茎が成長し、太くなるのを想定して少し緩めに結ぶ

のと同じように、

その人の長所や可能性を変に奪わないよう、


柔軟性のある縛り方をしなければいけないな〜


とも感じました。



まあ、そんなこと考えながら

苗木を植えているのは、

私だけかもしれませんけど・・。




以上をまとめると、

植物であれ人であれ、

よい方向に育ってもらうためには、

育てる側の姿勢がなにより肝心であり、

その中でも重要なのが、


初期の段階で、(柔軟性を備えつつも)

ある程度の方向性や枠組みを固める


ということでしょうか。



もちろん

自然のままに枝葉の伸びた植物も、

それはそれで存在価値はあると思いますが、


組織全体として力を結集するならば、

「支柱」(=理念、ビジョン、価値観)と「植物の結び付け」(=価値観の共有、方向付け)は

必要不可欠のような気がしています。


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【本日のまとめ】

■ 植物であれ人であれ、

  育てる側の姿勢がなにより肝心であり、その中でも重要なのが、

  初期の段階で、(柔軟性を備えつつも)ある程度の方向性や枠組みを固めること

  である。

■ 組織全体として力を結集するためには、

  「支柱」(=理念、ビジョン、価値観)と「植物の結び付け」(=価値観の共有、方向付け)が

  必要不可欠ではないだろうか。









posted by 安野 広明 at 23:29| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

Vol.1467「常日頃、どんな風景を目にしていますか?」


人間は、

自分の目で見ているもの、感じているものに

気持ちがだんだんと似てくる

と言われます。



したがって、


机の上がゴチャゴチャしていたり、

社内が整理整頓されず雑然としていたり、

掃除が行き届いていなかったり、

社内のメンバーがいつも無表情もしくは厳しい顔をしていたり


すれば、おそらく

そこにいる人の気持ちも荒んでしまうでしょう。



そして、その心境は、

必ずお客様にも伝わり、

仕事の成果に悪い影響を及ぼすはずです。



とはいえ

この問題が根深いのは、

上記のような環境に慣れた人にとっては、

それが「当たり前の風景」

になってしまうということ。



田舎には田舎の風景、都会には都会の風景

があるのと同じように、


「うちの会社の風景はそういうものだ」


という思い込みが働くのです。




そこで、そのことに気付くためには、

他社を見に行くのが手っ取り早い

と考えています。



他社に入ってそこの風景を眺めれば、

自社に足りないもの、

改善するべき点、

自社でできていること、

などが一目瞭然ですので。



だからこそ、これまで私(安野)は、

全国各地にある社風のすぐれた(と評判の)会社に

できるだけ足を運び、

そこで得た気付きを持ち帰って、

自社の風景に少しずつ手を加えてきたつもりです。



そして、将来的には、

弊社のお客様が来社された際に、

何か気付きを与えられるような会社になりたい

と目論んでおります。




まあ、そのレベルに至るまでには

まだまだ先が長そうですけど・・。


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【本日のまとめ】

■ 人間は、自分の目で見ているもの、感じているものに

  気持ちがだんだんと似てくる。

■ 自社にとっての「当たり前の風景」をよくしていくためには、

  他社を見に行くのが手っ取り早い。










posted by 安野 広明 at 18:30| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする