2016年10月14日

Vol.1425「“いい会社”に垣間見た、“継続”のための弛まぬ努力」


昨日は、

岐阜県のLFC鰍ニ日本ウエストン鰍

企業見学のため訪問。



いずれも、

法政大学教授である坂本光司先生の

「日本でいちばん大切にしたい会社」に選ばれ、

全国各地から見学者が集まる

素晴らしい会社(=いい会社)です。



私(安野)なりに見た両社の共通点は、


▼ 積極的に障がい者を雇用されていること

▼ 社員さんの笑顔が素晴らしいこと

▼ おもてなしが細やかで、手間暇かけていること

▼ 考えて行動する社風ができていること

▼ 社員さんを大切に扱っていること

▼ 社員同士の絆が強く、深いこと

▼ 社員の知恵を生かしていること

▼ 社内でのイベントやサプライズが多いこと

▼ 社長が熱い想いを持っていること

▼ 環境整備(=掃除や整理整頓)に力を入れていること

▼ 社会貢献の意識が高いこと

▼ 「継続」を重視していること


などなど。



とりわけ「継続」については、


「他人からすごいと言われるレベルまでやり続ける」



「誰にでもできることを、誰にもできないくらい継続する」


などと、表現の違いはあれど、

どちらの社長も強調していらっしゃいました。



また、このことは、

前日に訪問した潟^ニサケの松岡会長が、


「同じ時間に同じことをやり続けるルーティンが大切」

とか

「挑戦して、とにかく粘る!」


とおっしゃっていた話しにも通じます。



やはり

「継続」してきた取り組みが独自に進化し、それが

他社に簡単に真似できない付加価値を生み出した時、

世間から「いい会社」と評されるのだと感じました。




そういう意味では、いくら

企業見学によりベンチマークしたところで、

そこに「時間」という概念が掛け合されなければ、

成果は出ないはずです。



例えば、上記のような会社が、

社員同士の絆を深めるために

「ありがとうカード」を導入しているのを見て、

「よし、自社でもやってみよう!」

と思い立ち、取り組んだとしても、

おそらくその取り組みが社内に定着し、成果が現れるのは、

数年先になるでしょう。



にもかかわらず、

「時間」という概念を無視し、即効性を求めて、

(ベンチマークしたことを)

何でもかんでも社内に取り入れると、

やることばかりが増えて混乱を招いたり、

中途半端になってしまいかねません。



したがって

ベンチマークする前提として、

どうすれば「継続」できるのかを

しっかり考えておく必要がありそうです。




そして、この点に関して、

「継続」させるための仕組みづくりは

諸々ございますが、

成果が出るまで「継続」できるかどうかは、最終的には、


経営者やリーダーの熱意に尽きるのではないか


と思います。



どんな取り組みも、

続けているうちに徐々に劣化し、

そのまま放っておけば

やがて自然消滅するでしょう。



そんな時に、リーダーが、

「何のためにやるのか?」

という大義名分や目的を明確にした上で、

社内に熱を注入し、改善を加えるのです。



劣化しかけたら熱を入れて改善し、

また劣化しかけたら熱を入れて改善する。



そんなことを何度も何度も

倦まず弛まず繰り返していくうちに、


気が付いたら独自の付加価値になっていた・・


というのが(いい会社の)実態ではないでしょうか。




いずれにしても

「いい会社」の背後には、

「継続」するための目には見えない弛まぬ努力があるのだな〜

と考えさせられた、企業見学でした。


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【本日のまとめ】

■ 「継続」してきた取り組みが独自に進化し、

  他社に簡単に真似できない付加価値を生み出した時、

  世間から「いい会社」と評される。

■ ベンチマークする前提として、

  どうすれば「継続」できるのかを考えておく必要があるが、

  成果が出るかどうかは、最終的には、

  経営者やリーダーの熱意に尽きるのではないだろうか。










posted by 安野 広明 at 22:51| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする