2016年09月20日

Vol.1401「“7割で良し”として褒めれば、人が育つ」


リーダーが、

他のメンバーに対する期待を

そのまま押し付けると、

たいていは上手くいかない

と思います。



なぜならば、

リーダーの求める期待値は高く、

メンバーの実力や意識レベルとの間に

大きなギャップがあるからです。



そのギャップに対して

「何でできないんだ?」

と苛立ちを露わにしたり、

「もっと真剣にやれ!」

と声を荒げたりしたところで、


すぐに期待値を満たすことなんてできませんし、

チームの雰囲気は悪くなる一方でしょう。



以前、

星野リゾートの星野佳路氏が

おっしゃっていたのですが、

そんな時は、


リーダーが求める期待値の「7割で良し」として、褒めること


を心がけるとよいそうです。



一見すると、生ぬるい(!?)

ようにも思えますが、

長い目で見れば、

人が育ち、チーム全体のレベルアップにつながる

のだとか。



確かに、もともと

メンバー1人1人は、

(程度の差はあれど)一所懸命にやっている訳なので、

そこに対して怒るよりも、激励した方が、


「もっと頑張ろう」、「もう少し挑戦してみよう」


という気持ちになれるはずです。




ちなみに星野氏は、

このことをイルカの曲芸訓練に例えて

説明していらっしゃいます。



ここから


プールの上に掲げられたバーを

イルカが飛び越える芸は、

最初から高いバーを越えさせようとしても

上手くはいかない。


最初は水の中にバーを設け、

それを通過した時に褒める。


そこからバーをだんだん上げていき、

成功したら褒め続ける。


そうしているうちに、

プールのはるか高いところに掲げられたバーも

楽々と越えられるようになる。


人間の心理もこれと同じ。


ここまで

(『人生と仕事を変えた57の言葉』より)



う〜ん、なるほど。


ここでいう「バー」が、

リーダーの「期待値」に該当する

のですね。




最初から高い目標の実現を求めても、

クリアできる人はほとんどいないでしょう。



7割で褒めて、次第に目標を高くしていくことで、

最終的に大きな目標を達成する。



リーダーのこのような姿勢こそが

メンバーやチームを成長させる上で

大切なのかもしれません。



自戒を込めて・・。


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【本日のまとめ】

■ リーダーの求める期待値と、

  メンバーの実力や意識レベルとの間には、

  大きなギャップがあるもの。

■ そんな時は、

  リーダーが求める期待値の「7割で良し」として、褒めること

  を心がけるとよい。

■ 長い目で考えると、

  リーダーのこのような姿勢こそが

  メンバーやチームを成長へと導く。









posted by 安野 広明 at 16:30| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする