2016年09月14日

Vol.1395「増やしたいのは、“知識”ではなく“知恵”の量」


所属していた経営コンサル会社を退職し、

自ら事業を始められた方々

とお話しする機会がございました。



コンサルタントとして

経営者をアドバイスする側から、

経営者として

自らがプレイする側に、

立場が180度変わった方々です。



皆さんが

口を揃えておっしゃっていたのは、


「経営を頭で理解するのと、実際にやってみるのとでは、全然違う・・」


ということ。



私(安野)の場合は、

経営を理論的に学んだことはほとんどありませんが、

「やっぱりそうなんだ〜」

というのが率直な感想です。




使い古された言葉ですが、

いくら「知識」があっても、

そこに「体験」が無ければ「知恵」にはなり得ません。



例えば

ナイフを使ってリンゴの皮をむく時、

「知識」として手順は分かっていても、

実際にやってみると

誤って指を切ることだってあるでしょう。



でも、その「体験」をしたからこそ、

どうすれば安全にナイフを使えるのか

を体で理解でき、

それが「知恵」になるのだと思います。



このことは、

経営に置き換えても同じなのです。




少し話しは変わりますが、

「経営の神様」と呼ばれた

パナソニック創業者の松下幸之助氏も、

「知識」だけで頂点に登り上り詰めた

訳ではないと思います。



なぜならば

最終学歴が「小学校中退」

ということからも分かるように、

決して恵まれた環境下で

「知識」を学べなかったからです。



ではどのようにして成果を挙げたか

というと、やはり、

実践を重視し、

失敗に失敗を繰り返す中で、

「体験」から得た「知恵」を

徹底的に積み上げて来られた

のではないでしょうか。




もちろん

ビジネス書等で「知識」を詰め込むことが

悪いとは思いませんが、

その結果、分かった気になり、

実践を疎かにするようでは、

「知識」も無駄になります。



インターネットの普及によって

いつでも簡単に情報を入手でき、

「体験」が軽視されがちな時代だからこそ、

いまいちど


「知識 × 体験 = 知恵」


であることを頭に焼き付け、

積極的に「体験」し、


「知識の量」ではなく「知恵の量」


を増やしていきたいものです。




コンサル出身の経営者とお話ししながら、

そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ いくら「知識」があっても、

  そこに「体験」が無ければ「知恵」にはなり得ない。

■ 「知識 × 体験 = 知恵」

  であることを頭に焼き付け、

  「知識の量」ではなく「知恵の量」を増やすように心がけたいもの。









posted by 安野 広明 at 18:41| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする