2016年05月21日
Vol.1279「日常の“人間関係”は、最も身近な“修業の場”です」
「修行をする」
というと、
山やお寺に何日も籠もるイメージ
がありますが、
実際には、もっと身近に
「修行の場」が用意されています。
それは、
日常における「人間関係」
です。
真剣に向き合えば、
人が成長していく上で、
これほど鍛えられるものはないと思います。
例えば、
相手と感情がぶつかったり、
気持ちがすれ違ったりした際に、
相手の欠点をあげつらい、
自己正当化したまま放置すれば、
相手との関係が悪化することはあれど、
改善に向かうことはあり得ません。
そんな時は、
「自分は悪くないんだから、あちらが反省するべきだ!」
と言いたくなる気持ちをグッと抑え、
「なぜあの人は、あんなことを言ったのだろう?」
「どうしてそんな行動をとるのだろう?」
「自分の言動は、100%正しかったのだろうか?」
「もう少し伝え方を工夫できなかったかな?」
「どうすれば関係が改善されるだろうか?」
「それを含めて、自分の責任なのかもしれない・・」
など、あ〜だのこ〜だのと
思考を巡らせることが大事。
そして、
その際に生じた心の葛藤から
目を背けず、乗り越えようと努力し、
よりよい関係を構築するために、
勇気を振り絞って
具体的なアクション(声掛け等)を起こすことです。
そうやって繰り返すうちに、
人間的にも成長していける
と信じています。
かくいう私(安野)自身、日々、
「人間関係」という「修行の場」で、
悩みに悩み、時には
心が折れそうになることもありますが(汗)、
「これも修行だー!」
と唱えつつ、
ご縁をいただいた方々と
よりよき関係を構築していこう
と意を新たにした次第。
本日は、短めで。
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【本日のまとめ】
■ 真剣に向き合えば、
日常における「人間関係」は、まさに「修行の場」である。
■ よりよい関係を構築するために
勇気を振り絞って具体的なアクションを起こすことが、
人間的な成長にもつながるはず。