2016年05月25日

Vol.1283「“分かってくれているはず”という錯覚」


職業柄、

様々な会社とお付き合いさせていただく中で、

親から子へと事業を承継された、もしくは、

承継までカウントダウンに入られた会社は

たくさんあります。



企業を永続させるためにも、

後継者が決まっているというのは

素晴らしいことだと思います。



ただ、親子間のコミュニケーション

に関していえば、

スムーズに行っている方が珍しい

というのが実感です。



もちろん

その原因は会社によってまちまち

ですが、共通しているのは、


親子だから言葉は通じる、分かってもらえる


と、お互いに

思い込んでいらっしゃる点。



要するに、

言葉不足、対話不足なのです。



確かに

親子なので、他人に比べて

いままでに共有してきた時間は長いはず

ですが、

だからといって、それだけでは


言葉は伝わらないし、想いは通わない


のが現実でしょう。



このことは、しっかりと

胸に刻んでおかなければなりません。




そして、当然ながら、

親子間のみならず、

夫婦間、友人間、社員間においても

同じことが言えます。



相手と意思疎通を図るためには、

常日頃から、

言葉に対してもっと敏感になる必要がある

と思いますし、


「分かってくれてるだろう」


というのは錯覚であると認識して、

強制的にでも(!)対話の時間を増やすべき

ではないでしょうか。




本日は、自戒を込めて・・。


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【本日のまとめ】

■ いくら共有している時間が長くても、それだけでは

  言葉は伝わらないし、想いは通わないのが現実。

■ 相手との意思疎通を図るためには、

  「分かってくれてるだろう」

  というのが錯覚であると認識して、

  強制的にでも対話の時間を増やした方がよい。




posted by 安野 広明 at 18:07| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月24日

Vol.1282「歴史を語り継ぐことは、未来への責任を果たすこと」


昨日は、午前中のうちに

東京から仙台へと移動し、午後からは

慨・Yワークスの10周年謝恩セミナーに参加。



セミナー会場には、

以前、お世話になったことのある、

作家の喜多川泰さんや富屋旅館の鳥濱初代さん、

また、お会いしてみたいな〜と思っていた、

ウエジョビの比田井和孝さんや本のソムリエとして有名な清水克衛店長

などもいらっしゃって、

ご挨拶することができました。



尊敬する皆さんに(予期せず)お会いできて、

本当に光栄です!



ちなみに、比田井さんに関しては、

6月に来益し、

Mランドの卒業生向けに講演されるとのこと。


なんと、来月、

益田で再会できそうです(笑)。



<おすすめ本>

「書斎の鍵」(喜多川泰 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4774515183/

「なぜ、若者たちは笑顔で飛び立っていったのか」(鳥濱初代 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4800910447/

「私が一番受けたいココロの授業」(比田井和孝、比田井美恵 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4341131656/

「まず、人を喜ばせてみよう」(清水克衛 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4833421216/




セミナー自体も、

S・Yワークス代表の佐藤芳直先生と作家の百田尚樹氏

のご講演および対談という、

豪華な内容でした。



百田氏といえば、

『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』をはじめとした

ベストセラー作家として有名で、

最近では、『カエルの楽園』という

これまた物議を醸す作品を世に出されたばかり。


<おすすめ本>

「カエルの楽園」(百田尚樹 著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4103364122/



私(安野)は既に読んでいたので、

裏話しがとても興味深かったですし、

改めて、多くの人に読んでいただきたい本

だと感じました・・。




今回のセミナーでの学びや気付きは

たくさんあって書き切れないため、

随時、当ブログでもアウトプットするつもりですが、

両氏のお話しを振り返って

何よりも考えさせられたのは、


「もっと歴史から学ばなければいけないな〜」


ということ。



日本という国の成り立ち

はもちろんのこと、

どんな時代にどういう想いを持った人物がいたのか、

自分自身、あまりに無知だと

反省しております。



佐藤先生は、

「無知は悪である」

とよくおっしゃいますが、

まさにそのとおりですね(汗)。



そうして、史実を知ることによって、

先人から受け継いだもの、いただいたものを

感じ取ることができれば、

先人たちの想いを断絶しないためにも、

今度はそれを

自分が責任を持って伝えていく。



それが

現代を生きるわれわれに与えられた、

重要な役割の一つではないだろうか。



そんな風に、

個人として、また経営者の立場として、

深く考えさせられた次第です。




講師をおつとめ下さった

佐藤芳直先生、百田尚樹先生、

素晴らしい演出で会場を盛り上げて下さった

S・Yワークスの皆様には、

心より感謝いたします!





・・ちなみに、

歴史を学ぶことができる丁度よい機会が、

6月10日(金)にございます(笑)。


この機会に是非、

先人の想いを感じ取りましょう。


詳細は、こちらから(注:開くまでに時間がかかります)
     ↓
http://annokaikei.com/tomoshibi610.pdf


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【本日のまとめ】

■ 歴史に学び、

  先人から受け継いだもの、いただいたものを感じ取った上で、

  今度はそれを、自分が責任を持って伝えていく必要がある。

■ それが、現代を生きるわれわれに与えられた、

  重要な役割の一つではないだろうか。




posted by 安野 広明 at 19:25| 島根 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

Vol.1281「世界観を広げたいなら、背伸びするくらいが丁度いい」


先日、北海道赤平市にある(株)植松電機

を訪問した際、研修室に、

ペーパークラフトでできた『戦艦三笠』

が飾ってありました。


紙とはいえ、

砲台部分等、かなり細かく作り込まれており、

そのリアルさに感動を覚えるレベルだったのですが、

さらに驚いたのは、

このペーパークラフトが

昔の小学校低学年の付録として販売されていた

ということ。



実際、当時の付録に付いていた

「三笠の作り方」という説明書も

見せてもらいましたが、

大人が読んでもかなり複雑かつ難解で、

おそらく、私(安野)を含め、

多くの人は正しく完成させることはできない

と思います。


昔は、小学生といえども、

容赦ないくらいに説明文が難しく書かれていた

のですね。



おそらく現代であれば、

小学生レベルに合わせた

易しく分かりやすい説明書きにするはず

ですし、そもそも

『戦艦三笠』のような難解なぺーパークラフトは

付録にすらならないでしょう・・



ただ、一見すると

昔の付録は不親切なようにも見えますが、

そうやって、背伸びした高いレベル

に挑戦するからこそ、

子供の想像力や思考力や可能性が伸びる

という側面があったようにも思います。



植松努さんも、

「それくらいが丁度いいんじゃないか」

とおっしゃっていました。



そして、このことは

私たち大人も同じです。



例えば、最近は、

読書離れが進んでいることもあってか、

本屋に行けば

誰にでも分かりやすく書かれた本が平積みされており、

なおかつ、

得てしてそういう本の方が読み心地良かったりするもの

ですが、

自らの世界観を広げたり

新たな知見を得ようとするのであれば、

少し背伸びして難解な本に触れてみた方がよい

ような気がします。



最初は意味がよく分からなくても、

何とか食らいついて読んでいく内に、

いままでにない世界を知れたり、

自分の中に新たな問いが立つ

なんてこともあるはずです。



私自身、学生時代に

国内外の純文学と言われる(当時の自分にとっては難解な)ジャンルを

読み漁りましたが、その時の経験は、

現在、読書を継続していく上での

基礎体力になっております。



まあ、

難解な本ばかり読んでいたら

読書が辛くなりそうですので(汗)、

バランスは大事だと思いますが、

読書に限らず、

あえて「難解なもの」を取り入れてみてもよい

のかもしれません。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 昔は、小学生といえども、付録の説明文が

  容赦ないくらいに難しく書かれていたが、

  背伸びした高いレベルに挑戦するからこそ、

  子供の想像力や思考力や可能性が伸びる

  という側面があったのではないだろうか。

■ 自らの世界観を広げたり、新たな知見を得ようとするのであれば、

  少し背伸びして「難解なもの」に触れてみた方がよい。





posted by 安野 広明 at 10:41| 島根 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする