2016年05月31日

Vol.1289「“自分の未熟さ”に気付かせてくれる機会はありますか?」


人は無意識のうちに、

自らが築いた「常識」や「思い込み」や「固定観念」

にとらわれ、

視野が狭くなるものです。



例えば、

地方に長く住んでいると、

そのコミュニティでの「常識」が世間一般の「常識」

だと思い込み、いつの間にか、

狭い世界の中で物事を判断

するようになってしまいます。



さらに言えば、

当該コミュニティの中で

周囲からそれなりの評価を得た人は、

わがもの顔で振舞ったり、

世の中を分かり切ったような勘違いをする

なんてことも・・



おそらく、その姿は、

コミュニティの外の世界にいる人からすれば

とても滑稽に見えるでしょうし、

「お山の大将」になった時点で

その人の成長は止まるはず。



であるからこそ、

自らの「常識」や「思い込み」を打ち壊し、


「自分の未熟さ」に気付かせてくれる機会


を意識的に設けるべき

だと考えています。




その際、効果的なのは、

外の世界にいらっしゃる

「基準値の高い人との対話」

です。



ちなみに、私(安野)の場合、

できるだけ外の世界に出て人に会ったり、

定期的にコンサルを受けることで、

その都度、徹底的に、

「自分の未熟さ」に打ちのめされております(汗)。




また、もっと手軽な方法として、

「本を読む」のが効果的

かもしれません。



本の中には、

自分の知らない世界が広がっていますし、

「常識」や「思い込み」を打ち壊してくれる言葉との出会いも

たくさんあるはずです。




・・いずれにしても、くれぐれも

「お山の大将」にだけはならぬよう、

心に留めておきたいもの。



そんなことを考えました。


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【本日のまとめ】

■ 「お山の大将」になると、その時点で、

  そこから先の成長は止まってしまう。

■ 自らの「常識」や「思い込み」を打ち壊し、

  「自分の未熟さ」に気付かせてくれる機会を

  意識的に設けるべきではないだろうか。






posted by 安野 広明 at 17:16| 島根 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

Vol.1288「ミスの背後にある心的態度こそが重要」


社内の担当者が

書類を作成した時に、

上司や他者のチェックによって

担当者の入力ミスや勘違いを

発見することがありますが、

その際、

「間違えた内容」以上に重要なのは、

ミスをした担当者が

どのような心的態度で書類を作成したか、

だと考えています。



つまり


「自分の段階で100%完璧な書類を作成しよう」


という気概を持って作成した結果のミス

なのか、それとも、


「どうせ上司がチェックしてくれるから・・」


という甘えがあってのミスなのか、

ということ。



前者は、

自立した人の心的態度であり、

ミスがあれば自分事として深く反省し、

同じミスを繰り返さないよう

真剣に考えるはずです。


したがって

回を重ねるにつれて、

書類作成の精度は上がるでしょう。



これに対し、後者には、

上司や組織に対する依存心が見え隠れします。



そして、このような心的態度で

仕事に取り組む人は、

チェックしてくれるのが当然

という認識がありますので、

失敗から学ぼうとしません。



結果として

そこで成長が止まり、

同じようなミスを繰り返すことになるでしょう。




そういう意味では、

長い目で見て、


ミスの性質や精度に変化があるか?


同じようなミスを繰り返していないか?


などを注意深く観察すれば、

その担当者の心的態度を

読み取ることができるはず。



もしも、そこに

依存心が見受けられた場合、

なかなか根深い問題ですので

すぐに改めるのは難しいかもしれませんが(汗)、

少なくとも

そのような観点で捉えることによって、

相手に対するアドバイスの仕方も違ってくるのではないか

と思った次第。


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【本日のまとめ】

■ 担当者の入力ミスや勘違いを発見した際、

  「間違えた内容」以上に重要なのは、

  ミスをした担当者がどのような心的態度で書類を作成したか

  ということ。

■ 上司や組織に対する依存心がある場合、

  そこで成長が止まり、

  同じようなミスを繰り返すことになる。

■ 上司の立場としては、

  心的態度を注意深く観察した上で、

  アドバイスしていくことが大事。





posted by 安野 広明 at 17:33| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月29日

Vol.1287「“気付ける集団”になるには、まずは“形”から入る」


昨日は


「気付きを共有するための

 社内の仕組みを作り上げ、

 “気付ける人間”が育った

 “気付ける集団”を目指したいもの」


と書かせていただきました。


今日は、その続きです。




「形より入って心に至る」

と言いますが、

「形」が身に付けば、あとは

自然と「心」がついてくる

ものです。



したがって

「気付ける人間」を育てるためには、

まずは「形」を徹底すること、

言い換えれば、

「社内の環境整備」や「社内で決めたルール」を

きっちり実践していくこと

が大事だと思います。



ただし、安易に

ルールでガチガチに縛ってしまうと、

むしろ組織が硬直化する上に、

メンバーの自主性が損なわれることになり、

好ましくありません。



したがって

その辺りのバランス感覚は求められますが、

社内メンバーの気付きのレベルを上げるためには、

最低限のルールは定めるべきですし、

ルールが守られていなければ、

その都度、反省してもらい、

できるまで徹底的にやり続ける必要がある

と考えています。




例えば、弊社には、

『接客マニュアル』という社内ルールがあり、

毎週、読み合せを行っています。



おそらく、

そうやって繰り返しているうちに、

社員さんの中で

「形」として身に付いたものもあるでしょう。



そして、もし仮に


「(客先訪問時に)靴を脱いだら必ずしゃがんで手で揃え、端に寄せる」


というルールが習慣化できたとすれば、

やがて、自分の靴だけではなく、

他の人の靴がきちんと揃っているかどうか

にまで気付けるようになるはずです。



さらに、そこに「心」が伴えば、

人に言われなくとも、また、

会社やプライベートを問わずとも、

他の人の靴もサッと揃えられるようになる

のではないでしょうか。




上記は一例ですが、


「まずは“形”を徹底することによって

 気付ける範囲が広がり、

 その後に“心”が伴うようになる」


という順番を意識しつつ、

社内の仕組みをつくり上げ、

「気付ける人間」を育てていきたいもの。




そうすることで、

1人1人が成長し、「気付ける集団」となり、

組織全体が成長できると信じております。


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【本日のまとめ】

■ 「気付ける人間」を育てるためには、

  まずは「形」を徹底すること、言い換えれば、

  「社内の環境整備」や「社内で決めたルール」を

  きっちり実践することが大事。

■ まずは「形」を徹底することによって

  気付ける範囲が広がり、

  その後に「心」が伴うようになる。






posted by 安野 広明 at 20:04| 島根 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする