2016年04月13日
Vol.1241「定期的に、時間の剪定作業を行いましょう」
ご存知の通り、
庭木を良い状態に保つためには
定期的な剪定作業が必要となります。
過去のエントリ(*)でも書かせていただきましたが、
剪定というのは、
見た目を美しくすること
だけが目的ではありません。
日が当たらない部分は無いか、
虫や病気が発生しやすくないかなど、
様々な影響を考慮し、枝を切ることによって、
栄養分を効率よく行き届かせ、
植物の成長を促進するのが目的
だそうです。
*ご参照下さい。
↓
Vol.543「“名人庭師”になり、全体のバランスを整える」
http://bplan.seesaa.net/archives/20140516-1.html
そして
「栄養分を行き届かせる」
という意味において、
剪定作業というのは、
植物のみならず、人の成長にも
置き換えることができるような気がします。
人が成長する上で必要不可欠なのは、
自分の心に栄養を与え続ける
ということ。
そのためには、
「自分と向き合う時間の確保」が
何より大切です。
しかしながら
栄養分の源となる時間を、
なんとなくスマホをいじっている時間や
ダラダラとテレビを視ている時間
に費やしているとするならば、
その分、心にまで栄養分が行き届かず、
人としての成長が止まるかもしれません。
それどころか、
心のベクトルが自分ではなく自分以外の他者に向き、
あたかも植物に虫や病気が発生するかのごとく、
心の中に不平・不満という名の害虫
が巣食ってしまうことも・・
したがって
いったん自身の時間を見直し、
「心に栄養を送る(≒自分と向き合う時間を確保する)上で、これは無駄だな〜」
と感じたならば、
剪定するかのように、ザクザク切り落としていくべき
だと思います。
とはいえ厄介なのは、
庭木と同様、一回手入れすれば後は何もしなくてよい
というものではなく、
しばらくすると再び
切り落とすべき時間が増えてしまう
ということ。
定期的な時間の剪定作業を、
おすすめいたします。
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【本日のまとめ】
■ 「栄養分を行き届かせる」という意味において、
剪定作業というのは、植物のみならず、
人の成長にも置き換えることができるのではないだろうか。
■ 自分の心に栄養を与え続けるためには、
「自分と向き合う時間の確保」が何より大切である。
■ 定期的に自身の時間を見直し、
「心に栄養を送る(≒自分と向き合う時間を確保する)上で、これは無駄だな〜」
と感じたならば、ザクザク切り落としていくべき。