2016年04月05日
Vol.1233「“思考停止”の要因と対策について考えてみる」
人が成長する上で、
「思考停止」ほど厄介なものはありません。
過去のブログ(*)でも
書かせていただいたように、
「思考停止」は「オヤジ化」を進行させ、
なおかつ、完全に「オヤジ化」した人は
それ以上の成長が難しくなるからです。
*ご参照下さい。
↓
Vol.1218「“オヤジ化”を防ぐために気をつけたいこと」
http://bplan.seesaa.net/archives/20160321-1.html
ではなぜ「思考停止」が起こるのか?
その大きな要因は、
将来の目標やビジョンが明確になっていないこと
にあるのではないでしょうか。
例えば
物事が思い通り進まなかった場合に、
「うまくいかなかったけど、まあいいや・・」
で終わらせる(=思考が止まる)のか、
「なぜ、このやり方では結果が出ないのだろう?」
と思考するかの差は、そこに
「目標やビジョンがあるかないか」
によって生じるはず。
つまり
明確な目標やビジョンがあればこそ、
日々の実践の中で
「どうすれば目標に近づけるのか?」
という問題意識が生まれ、
思考することができるのです。
また、
知識や語彙の量が少ないこと
も「思考停止」の大きな要因
と言えましょう。
思考とは、
記憶している知識と情報を無作為に組み合わせ、
自分なりの答えを導き出していく営み
ですので、そもそも
自分の中に知識や語彙が無ければ、
思考しようにもできない
のが実情だと思います。
したがって
(仮置きでもよいので、)
将来の目標やビジョンを明確にすること、
および、
知識量や語彙量を増やしていくこと
の2つを意識すれば、
「思考停止」を防ぎ、成長し続けることができる
と考えております。
自戒を込めて・・
*******************************************
【本日のまとめ】
■ 「思考停止」の大きな要因は、
将来の目標やビジョンが明確になっていないこと、および、
知識や語彙の量が少ないことにあるのではなかろうか。
■ 上記2つの要因を克服するよう意識すれば、
「思考停止」を防ぎ、成長し続けることができるはず。