2016年03月25日

Vol.1222「“煩悩具足(ぼんのうぐそく)”という言葉から考えさせられたこと」


先日の

「日本でいちばん大切にしたい会社」表彰式の中で

基調講演をされた、

ニチイ創業者である西端春枝氏(95歳)のお話しは、

会場の涙を誘う感動的なものでした。



詳細は割愛しますが、

私(安野)の印象に残った言葉に、

「煩悩具足(ぼんのうぐそく)」

があります。


これは


「誰にでも必ず煩悩(=心を煩わし身を悩ませる欲望)が備わっている」


という意味で、西端氏曰く、


「どれだけ立派なことを言う人にでも、

 間違いなく煩悩がくっついているのですよ。」


とのことでした。



言われてみれば当然のような気もしますが、

私なりに考えさせられたのは、

誰にでも備わっている煩悩を


そのまま言葉や態度に出すかどうか


が、

日々の鍛錬の差として現われるのではないか

ということ。



私なんて煩悩の塊ですので(汗)、

頭の中では

良いことよりも、むしろ、悪いことばかり考えてしまう

のですが、

その煩悩を自問自答の中でできるだけ解消し、

最終的に洗練された言葉として発するのが理想

ですし、そうなるために、

日々修行する必要があると思うのです。



たまに

インターネットの書き込み等で

相手を傷つけるためだけの冷たい言葉

を見かけますが、あれなんかは、

書き手の煩悩がそのままストレートに現われている

のではないでしょうか。


匿名だったり相手の顔が見えない

というのも手伝って、

修行の足りない人たちが、安易に、

心無い言葉を吐き出している訳です。



まあ、修行が足りないという意味では

私も同じですが、

とりわけリーダーの立場にある人は、


自らの煩悩としっかり向き合う


というワンクッションを設けることで、

発する言葉や表す態度に関して

慎重になる必要があるのではないか

と思った次第。



なかなか根深い問題ですけど・・


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【本日のまとめ】

■ 誰にでも備わっている煩悩をそのまま言葉や態度に出すかどうかが、

  日々の鍛錬の差として現われる。

■ 「自らの煩悩としっかり向き合う」

  というワンクッションを設けることで、

  発する言葉や表す態度に関して慎重になる必要がある。




posted by 安野 広明 at 10:11| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする