2016年02月03日

Vol.1171「自分の期待値を下げることの弊害」


学生時代、テストの直前に

「やばいよ〜、全然勉強できてないよ〜、たぶん悪い点とるよ〜」

と言いながら、結局は

高得点を取ってしまうT君という男がいました。


当時まったく勉強していなかった私(安野)は、

「なんだ、T君も勉強してないんだ、ちょっと安心」

と思いつつ、

数日後にテストの結果を見て、

T君と私の点差に愕然とさせられたものです。


仲が良かっただけに、

「なんだ、本当は勉強してたんじゃないか!騙しやがったな!」

と、

何度悔しい思いをしたことか・・


まあ、勉強してない私が悪いんですけど(汗)。



しかし、当時のT君のように、

本番前に言い訳をして

あえて自分の中の期待値を下げる

という行為は、

テストのみならず

様々な場面で見受けられます。



このことを心理学では

「セルフ・ハンディキャッピング」

と呼ぶそうで、具体的には、


「自らにハンディキャップを課し、

 たとえ失敗した時でも言い訳ができるようにする行為。


 失敗した時にはその言い訳によって自分の評価の低下をより小さくすることができ、

 成功したときにはハンディキャップを乗り越えた自分への評価の上昇を期待することができる。


 自尊心を守るための防衛行動。」


を意味します(インターネットより抜粋)。



よくよく考えると、

私も無意識にやっているような・・。



そして、思ったのは、

自らの自尊心を守るために

過剰に自分への期待値を下げてしまうと、

それを言い訳にして

なにも行動を起こせなくなるのではないか

ということ。


また

駄目な自分をイメージすることによって、

潜在意識の中に刷り込まれ、

本当にその通りの自分になってしまう

恐れがあります。



最悪、行き着く先は、

「どうせ無理・・」

という思考停止状態かもしれません(*)。


*ご参照下さい。
   ↓
Vol.1048「使ってはいけない、“どうせ無理”という言葉」
http://bplan.seesaa.net/archives/20151003-1.html




そうならないためにも、

過去に当ブログで何度も書かせていただいた、


「他人との比較を意識し過ぎないこと」


および


「自分の可能性を信じてあげること」


が大切だと考えています。



まあ、言うは易し行うは難しで、

なかなか根深い問題ではありますが、

まずはしっかり自分自身と向き合うことから

始めてみてはいかがでしょうか。



本日は、自戒を込めて。


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【本日のまとめ】

■ 自らの自尊心を守るために過剰に自分への期待値を下げてしまうと、

  それを言い訳にして、なにも行動を起こせなくなる。

■ まずはしっかり自分自身と向き合うことから

  始めてみてはどうだろうか。




posted by 安野 広明 at 17:32| 島根 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする