2015年12月16日

Vol.1122「経営と経営学は、似て非なるもの」


昨日は、朝から夕方まで

致知出版社主催の『徳望塾』に参加。


今回のゲスト講師は、

繊維メーカーとして東証1部に上場されている

セーレン株式会社の川田達男会長です。



同社の経営理念は、

「のびのび・いきいき・ぴちぴち」(*それぞれ、自主性・責任感・使命感を表す)

だそうですが、川田会長は、

このような分かりやすい言葉を用いて

組織やチームを動かす才能に

秀でていらっしゃいます。



また、

「仕事」と「作業」の違いを明確にし、

社員に付加価値を生み出す「仕事」をしてもらうためにも、

現場に潜む問題点の顕在化

に力を入れているとのこと。


社内で

「よくみつけましたね運動」(これまた分かりやすいネーミング 笑)

を実施した結果、

年間約2万件の問題点が見つかるようになった

そうです。


「仕事とは、問題解決である」

とおっしゃっていたのが印象的でした。



セーレン様は、現在、

社員数1500名超の大企業ではありますが、

全体的なお話しの内容は、

中小企業でも充分に活かせることばかり

だったと思います。



あと、個人的に興味深かったのは、

「経営と経営学の違い」

についてのお話し。


川田会長は、会社経営について、


「経営学で説明できるのはせいぜい2割、

 残りの8割は、理論や理屈で説明がつかない


 運、直感、出会い、情熱、気合い等が占める」


とおっしゃっています。



とりわけ、われわれのように

数字を用いた商売をしていると、

決算書や試算表に表れている売上や利益の数字

だけで経営を語りがちですが、

実際にはそうではないということです。



これは私(安野)自身、

曲がりなりにも5年間会社を経営させていただく中で

強く感じるところでもありますし、

弊社のお客様に対しても、

数字の背後にある(上記のような)側面に着目した

情報発信をしてきたつもりですので、

川田会長のお話しを聞いて、少し安心しました(笑)。





この度も

貴重な学びの場を与えて下さった致知出版社様には、

心より感謝いたします!


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【本日のまとめ】

■ 経営と経営学には大きな違いがある。

■ 会社経営は、経営学で説明できるのはせいぜい2割、

 残りの8割は、理論や理屈で説明がつかない

 運、直感、出会い、情熱、気合い等が占めるもの。



posted by 安野 広明 at 11:27| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする