2015年11月12日

Vol.1088「教えず、考えさせることで、人が育つ」


私(安野)の経験上、

人の心にスイッチが入る瞬間

というのは、

誰かに知識として教えられた時

ではなく、


本人が気付き・感じた時


だと思います。



したがって

これは子育てでも社員教育でも同じですが、

「親や上司がすぐに答えを渡す」

のではなく、むしろ

「あえて教えるのをやめる」

くらいの強い気持ちで

本人に「考える習慣」を身に付けさせること

がとても重要。


そのじっくり考える過程において、

あたかもシナプスが繋がるかの如く

「あ〜、そういうことか!」

と腹落ちした時から、

その人の行動が変わり始めるのです。



ただし

そこに至るまでに要する時間は人それぞれ

ですので、

「考える習慣」が本人に身に付くまでは、

少しずつ、気長に取り組まなければなりません。


そして、そのためにも、

つい教えてしまいそうになる気持ちをグッと抑え、


「適切な問い」を投げかけることが効果的



だと考えています。


パナソニックの創業者である松下幸之助氏が、

部下をつかまえては

「君は、どう思う?」と質問を投げかけ、

部下のレベルを引き上げたエピソードは

あまりに有名ですよね。



これからの時代、

ITやAI(人口知能)には無い付加価値

を生み出すためにも、

個の力を最大限に引き出す必要があります。



そのためにも

経営者やリーダーは、

「本人に考えさせる」というスタンスを

いままで以上に意識した方がよいのではないか

と思った次第。


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【本日のまとめ】

■ 人の心にスイッチが入る瞬間というのは、

  誰かに知識として教えられた時ではなく、

  本人が気付き・感じた時である。

■ そのためにも、

  つい教えてしまいそうになる気持ちをグッと抑え、

  「適切な問い」を投げかけることが効果的ではないだろうか。



posted by 安野 広明 at 21:29| 島根 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする